ハンセン指数 　 　 27061.68　 +53.48 +0.20％
中国本土株指数（旧H株指数） 10668.98 +37.95　 +0.36％
レッドチップ指数 4315.03 +13.89 +0.32％

　24日の香港マーケットは日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら続伸している。中国の政策期待が支え。中国人民銀行（中央銀行）の緩和スタンスや、北京市の5G（第5世代移動通信）産業支援策など、景気テコ入れ策が相次いでいることを引き続き材料視した。
　ただ、上値は限定的。米中関係の悪化懸念もくすぶる状況だ。中国の王岐山副主席は23日、スイスのダボスで開催中の世界経済フォーラム（WEF）年次総会で、「自国第一主義に基づく行動は国際秩序を脅かす」などと演説し、暗にトランプ米政権をけん制した。ハンセン指数は一時マイナス圏に沈んでいる。
　主要銘柄の値上がり率は、領展房地産投資信託基金(リンク・リアル・エステート・インベストメント・トラスト：823/HK)が2.7％、舜宇光学科技(2382/HK)が1.5％、太古(A)(スワイヤ・パシフィックA：19/HK)が1.5％、華潤電力HD(836/HK)が1.0％、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス：1/HK)が1.0％、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ：1093/HK)が0.9％など。


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