中国の太陽光発電市況ついて、国内の業界関係者や証券アナリストらは最近、下半期に反発するとの見方を示している。上半期は新型コロナウイルスの感染拡大で電力、設備の内外需要が落ち込んだものの、流行が収束に向かうとともに、回復すると見ている。21世紀経済報道が18日付で伝えた。
　中国国内20カ所以上の地域で今年、太陽光発電による電力の固定価格買取制度（FIT）の対象となるための入札に参加した発電設備の規模は計32ギガワット（GW）超。最終的に対象となる設備の規模は昨年並みの20〜25GWが見込まれる。
　輸出需要はすでに回復の兆しが見えてきた。中国税関によると5月に太陽光発電ユニットの輸出規模は5.97GW。前年同月比で0.95％減だが、前月比では9.34％増となった。


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