週明け10日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比9.84ポイント（0.36％）安の2692.47ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.46ポイント（0.16％）安の285.24ポイント、深センB株指数が0.81ポイント（0.08％）安の978.54ポイントで推移している。
　米中貿易戦争の激化が警戒される展開。中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第3弾（中国製品2000億米ドル相当を対象に25％の追加関税を課す）が発動される可能性が高まるなかで、トランプ米大統領は「2670億米ドルの追加関税を課すこともできる」とメディアのインタビューに答えた。すでに発動された500億米ドル分と検討中の2000億米ドル分を合わせれば、総額5170億米ドル相当となり、中国からの全輸入品にあたる。中国側の反発も必至だ。
　主要銘柄の値下がり率は、華域汽車(600741/SH)が3.2％、上海国際港務(600018/SH)が2.5％、万華化学集団（600309/SH）が2.1％、三六零安全科技（601360/SH）が1.7％、中国国旅（601888/SH）が1.3％など。


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