週明け11日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比13.78ポイント（0.46％）高の2983.64ポイントと反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が2.46ポイント（0.82％）高の303.60ポイント、深センB株指数が5.65ポイント（0.57％）高の992.90ポイントで推移している。
　米中協議の進展期待が追い風。中国人民銀行（中央銀行）の易綱総裁は10日の記者会見で、「米中協議では通貨切り下げ回避で合意した」と発言した。中国商務部の王受文副部長はこれより先、「米中両国はすべての追加関税撤廃を協議している」と説明している。また、先週末の上海総合指数は4.4％安と下げが大きかっただけに、値ごろ感も着目された。
　主要銘柄の値上がり率は、円通速逓(600233/SH)が6.1％、上海国際港務(600018/SH)が4.6％、薬明康徳（603259/SH）が2.2％、万華化学集団（600309/SH）が1.8％、三六零安全科技（601360/SH）が1.7％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.5％など。


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