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2019/03/05 11:04

本土株:上海総合は0.1%安で反落、上海B株も0.1%安 無料記事

 5日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時43分現在、主要指標の上海総合指数は前日比1.78ポイント(0.06%)安の3025.80ポイントと3日ぶりに反落している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.28ポイント(0.09%)安の304.62ポイント、深センB株指数が0.84ポイント(0.08%)高の1009.30ポイントで推移している。
 戻り待ちの売り圧力を意識。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、昨日は2018年6月以来、約9カ月ぶりに節目の3000ポイントを回復していた。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が本日開幕するなか、会議の内容を見極めたいとするスタンスも強まっている。李克強首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、2019年の国内総生産(GDP)成長率目標が予想通り「6.0〜6.5%」と前年の「6.5%前後」から引き下げられた。また、製造業を対象に増値税(付加価値税)を引き下げる方針も示されている。指数はプラス圏に浮上する場面もあった。
 主要銘柄の値下がり率は、通化東宝薬業(600867/SH)が3.8%、東方証券(600958/SH)が3.1%、恒生電子(600570/SH)が1.8%、中国人寿保険(601628/SH)が1.4%、中信銀行(601998/SH)が1.3%など。


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