31日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比11.70ポイント（0.43％）安の2726.04ポイントと4日続落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.04ポイント（0.01％）安の287.57ポイント、深センB株指数が1.81ポイント（0.18％）安の1000.25ポイントで推移している。
　前日までの軟地合いを継ぐ流れ。米中貿易問題の警戒感に加え、人民元相場が再び下落基調に転じたことがマイナスだ。31日の外国為替市場（オフショア）では人民元が続落し、約1週ぶりの安い水準で推移している。
　なお寄り付き前に公表された8月の中国製造業PMIは、予想に反して前月から上昇した。現時点で好感する買いは限定的となっている。
　主要銘柄の値下がり率は、上海復星医薬集団（600196/SH）が7.8％、青島海爾（600690/SH）が3.2％、三六零安全科技（601360/SH）が1.7％、中国国旅（601888/SH）が1.7％、万華化学集団（600309/SH）が1.6％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が1.5％など。


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