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2019/02/25 10:53

本土株:上海総合は1.5%高で続伸、深センB株も1.5%高 無料記事

 週明け25日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比41.00ポイント(1.46%)高の2845.22ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が3.39ポイント(1.17%)高の292.97ポイント、深センB株指数が14.03ポイント(1.47%)高の966.92ポイントで推移している。
 米中貿易交渉の進展がプラス。米中両政府は24日まで、ワシントンで閣僚級通商協議を延長して実施した。トランプ米大統領は24日に自身のツイッターで、「協議は十分な進展があった」とし、関税引き上げ期限(3月1日)を延期する方針を表明している。トランプ氏は3月中に習近平・国家主席と会談し、通商問題の最終合意を目指す意向だ。人民元高の進行も好材料。協議では為替に関しての合意があったと伝わり、25日朝方の外国為替市場では、対米ドルの人民元相場が昨年7月以来の元高水準で推移している。
 中国の政策に対する期待感も強まる状況。中国共産党中央政治局は22日、習主席の主催で会議を開き、積極財政を進める方針を確認した。
 主要銘柄の値上がり率は、中国国際航空(601111/SH)が9.3%、中国人寿保険(601628/SH)が5.9%、中信証券(600030/SH)が5.4%、中国聯通(600050/SH)が4.2%、万華化学集団(600309/SH)が3.4%、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.2%など。


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