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2019/02/15 10:54

本土株:上海総合は0.2%安で続落、深センB株は0.1%安 無料記事

 15日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比6.24ポイント(0.23%)安の2713.46ポイントと続落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.32ポイント(0.11%)安の281.85ポイント、深センB株指数が0.62ポイント(0.07%)安の925.18ポイントで推移している。
 米中通商協議の結果が気がかり。交渉は順調に進んでいるとの観測があるものの、一部では「知的財産権侵害の対策など、構造改革を巡る両国の隔たりは大きい」との声も聞かれる状況だ。ただ、大きく売り込む動きはみられない。海外マネーの流入に対する期待感が続いている。指数算出の米MSCIは、グローバル株価指数のA株組み入れ比率引き上げの検討の結果を今月末に発表する予定。また、本土・香港間の株式相互取引を通じた売買では、香港経由の本土株売買が12営業日連続で買い越しで推移した。
 個別では、中国自動車最大手の上海汽車集団(600104/SH)が3.7%安と下げが目立つ。今年1月の新車販売台数が前年同期比で14.1%減少したことを嫌気した。
 ほか主要銘柄の値下がり率は、中国銀河証券(601881/SH)が1.9%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.6%、万華化学集団(600309/SH)が1.3%、海信電器(600060/SH)が1.3%、保利地産(600048/SH)が1.1%、用友網絡(600588/SH)が1.1%など。


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