週明け3日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比13.06ポイント（0.48％）安の2712.19ポイントと5日続落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.43ポイント（0.15％）安の286.82ポイント、深センB株指数が0.30ポイント（0.03％）安の994.31ポイントで推移している。
　米中貿易戦争の警戒感が重し。中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第3弾（中国製品2000億米ドル相当を対象）について、意見公募手続きが9月5日（現地時間）に終了した後、早期発動の観測が流れている。再び人民元安が進行していることもマイナス。中国人民銀行（中央銀行）は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4営業日連続で元安方向に設定した。上海外国為替市場では、元相場がじり安で推移している。
　主要銘柄の値下がり率は、上海復星医薬集団（600196/SH）が2.2％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が2.1％、中国神華能源（601088/SH）が1.8％、中国国旅（601888/SH）が1.8％、中国鉄建（601186/SH）が1.7％、上海機場（600009/SH)が1.6％、万華化学集団（600309/SH）が1.6％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。