週明け27日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比14.19ポイント（0.52％）高の2743.62ポイントと3日続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.84ポイント（0.29％）高の286.18ポイント、深センB株指数が1.70ポイント（0.17％）高の1007.28ポイントで推移している。
　元安進行の警戒感が薄れる流れ。中国人民銀行（中央銀行）は24日、人民元の下落抑制策を今年1月以来、7カ月ぶりに再開したことを明らかにした。上海外国為替市場でも、人民元相場が元高方向で推移している。元高メリットのある空運株などに買いが先行した。
　主要銘柄の値上がり率は、中国南方航空（600029/SH）が4.7％、中国東方航空（600115/SH）が4.5％、中国国際航空(601111/SH)が3.5％、保利地産(600048/SH)が1.9％、招商銀行（600036/SH)が1.4％、中国中車（601766/SH）が1.2％など。


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