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2018/09/10 10:42

続落、ハンセンは119ポイント安 無料記事

ハンセン指数     26854.57  -118.90 -0.44%
中国本土株指数(旧H株指数) 10506.86 -52.68 -0.50%
レッドチップ指数 4243.93 -23.37 -0.55%

 週明け10日の香港マーケットは日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日続落している。米中貿易戦争の激化を警戒。中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第3弾(中国製品2000億米ドル相当を対象に25%の追加関税を課す)が発動される可能性が高まるなかで、トランプ米大統領は「2670億米ドルの追加関税を課すこともできる」とメディアのインタビューに答えた。すでに発動された500億米ドル分と検討中の2000億米ドル分を合わせれば、総額5170億米ドル相当となり、中国からの全輸入品にあたる。中国側の反発は必至だ。
 また、域内金利の上昇も不安視される。米国で年内2回の利上げ確率が高まるなか、金融政策で米国に追随する香港では「各金融機関が今月中にも最優遇貸出金利(プライムレート)を引き上げる」との観測が強まっている。
 主要銘柄の値下がり率は、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が2.9%、恒安国際集団(1044/HK)が2.2%、恒隆地産(101/HK)が2.0%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が1.9%、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ:1093/HK)が1.7%など。


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