16日の本土マーケットは小幅に値下がり。日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数は前日比2.61ポイント（0.10％）安の2567.74ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.81ポイント（0.29％）安の276.96ポイント、深センB株指数が0.27ポイント（0.03％）安の867.99ポイントで推移している。
　前日の急反発を受け、いったん利益を確定する動きが先行。医薬品株や運輸株などが値下がりしている。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国景気の先行き不安がくすぶるなかで、当局が相次いで景気テコ入れ策を打ち出していることが支えだ。
　主要銘柄の値下がり率は、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が1.2％、広州白雲山医薬集団（600332/SH）が1.2％、中国南方航空（600029/SH）が1.2％、中遠海運能源運輸(600026/SH)が0.8％、中国東方航空（600115/SH）が0.6％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。