2020/10/26 18:59
中国:上海汽車が海外販売強化、2025年の欧州NEV10万台超え目指す
自主ブランドを中心に、自動車中国最大手の上海汽車集団(600104/SH)が海外輸出態勢を強化する。同社の趙愛民・国際副総経理は20日、2025年の欧州新車販売10万台超えを目指すと語った。新エネルギー(NEV)だけで10万台以上を確保する計画という。毎日経済新聞が22日付で伝えた。
自社が運用する船舶を活用し、海外輸出の拡大に乗り出す。22日は上海汽車グループ最大の自動車専用船「上汽安吉鳳凰号(SAIC ANJI)」が欧州向けに初出航した。「MG」1800台近くを輸出する。昇降甲板を導入した「上汽安吉鳳凰号」は、一度に最大4300台が海運可能。自社製品だけでなく、将来は建設重機、奇瑞汽車、広州汽車の輸出需要も取り組む考えだ。
上海→欧州の海運時間をこれまでの「約40日間」から「30日間あまり」に短縮できる。海外の販売企業に対し、迅速な製品提供が可能だ。
上海汽車が自社で擁する海外輸出航路は合計4本に拡大する。上海〜欧州に加え、既存の上海〜東南アジア、上海〜メキシコ、上海〜南米を活用する構えだ。
上海汽車グループの海外新車販売は、今年1〜9月に22万1000台。うち自主ブランドは24.7%増の14万台に上った。海外販売事業は黒字化を達成している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
自社が運用する船舶を活用し、海外輸出の拡大に乗り出す。22日は上海汽車グループ最大の自動車専用船「上汽安吉鳳凰号(SAIC ANJI)」が欧州向けに初出航した。「MG」1800台近くを輸出する。昇降甲板を導入した「上汽安吉鳳凰号」は、一度に最大4300台が海運可能。自社製品だけでなく、将来は建設重機、奇瑞汽車、広州汽車の輸出需要も取り組む考えだ。
上海→欧州の海運時間をこれまでの「約40日間」から「30日間あまり」に短縮できる。海外の販売企業に対し、迅速な製品提供が可能だ。
上海汽車が自社で擁する海外輸出航路は合計4本に拡大する。上海〜欧州に加え、既存の上海〜東南アジア、上海〜メキシコ、上海〜南米を活用する構えだ。
上海汽車グループの海外新車販売は、今年1〜9月に22万1000台。うち自主ブランドは24.7%増の14万台に上った。海外販売事業は黒字化を達成している。
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