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2026/02/24 17:33

香港大引:ハンセン1.8%安で反落、医薬セクターに売り 無料記事

 24日の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比491.59ポイント(1.82%)安の26590.32ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が189.52ポイント(2.06%)安の9007.86ポイントと反落した。売買代金は2509億9210万香港ドル(約5兆47億円)に拡大している(23日は1729億6330万香港ドル)。
 米株安が嫌気される流れ。昨夜の米株市場では、投資家心理の悪化で主要株価指数がそろって急反落した。米関税政策の不確実性が改めて意識されたほか、人工知能(AI)が既存の事業モデルを代替するとの懸念も重しとなっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕(来週3月5日)が視野に入るなか、中国の政策に対する期待感も高まっている。一方、中国で朝方公表された実質的な政策金利となる2月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り9カ月連続で据え置かれた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、医薬関連の下げが目立つ。バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が6.6%安、中枢神経疾患・がん治療薬主力の翰森製薬集団(3692/HK)が6.4%安、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が5.2%安、創薬支援の無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が4.4%安で引けた。
 チケット販売や上映館など映画関連も安い。猫眼娯楽(1896/HK)が8.2%、大麦娯楽HD(1060/HK)が6.7%、歓喜伝媒集団(1003/HK)が5.3%、アイマックス・チャイナHD(1970/HK)が2.1%ずつ下落した。春節連休の映画市場が低迷し、投資家の失望売りが広がっている。猫眼娯楽によると、春節9連休(2月15〜23日)の映画興行収入は57億4900万人民元(約1287億円)。8連休だった前年との比較で39.6%も減少したという。
 中国の保険・証券セクターも急落。中国人寿保険(2628/HK)が6.1%安、新華人寿保険(1336/HK)が5.8%安、中国太平洋保険集団(2601/HK)が4.5%安、国泰海通証券(2611/HK)が4.7%安、中信証券(6030/HK)が3.0%安と値を下げた。
 半面、ゼネコンや建機、建材などインフラ建設セクターは物色される。中国中鉄(390/HK)が2.2%、中国建築国際集団(3311/HK)が1.5%、三一重工(6031/HK)が1.8%、中国龍工HD(3339/HK)が1.4%、中国建材(3323/HK)が10.5%、華潤建材科技HD(1313/HK)が2.7%ずつ上昇した。
 春節(旧正月)連休明け本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.87%高の4117.41ポイントで取引を終了した。資源・素材が高い。自動車、インフラ建設、建材・鉄鋼、宇宙・軍需産業、海運、公益、不動産なども買われた。半面、保険は安い。銀行・証券、医薬、食品飲料、空運、半導体も売られた。


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