2026/02/25 17:34
香港大引:ハンセン0.7%高で反発、内需関連に買い 
25日の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比175.40ポイント(0.66%)高の26765.72ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が26.89ポイント(0.30%)高の9034.75ポイントと反発した。売買代金は2367億6510万香港ドル(約4兆7163億円)にやや縮小している(24日は2509億9210万香港ドル)。
投資家心理がやや上向く流れ。人工知能(AI)脅威論がやや薄らぎ、昨夜の米株が上昇に転じたことや、中国の政策に対する期待感が支えだ。米市場では、AI開発のアンソロビックがAI自動化ツール「コワーク」を既存ソフトに組み入れられる機能を発表したことを受け、AIが既存の事業モデルを代替するのではなく、補完するものだとの認識が広がっている。中国では全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕(来週3月5日)が視野に入った。昨年12月に開催された「中央経済工作会議」では、第15次5カ年計画の初年度に当たる26年の政策運営について、「より積極的な」財政政策と「適度に緩和的な」金融政策を継続することが決定されている。また、26年の重点経済政策として「内需拡大」が最優先に位置づけられた。もっとも、政策動向を見極めたいとするスタンスもあり、上値は限定されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、消費関連の上げが目立つ。外食の海底撈国際HD(6862/HK)が6.2%高、即席麺・飲料の康師傅HD(322/HK)が3.8%高、スポーツ用品の安踏体育用品(2020/HK)が2.5%高で引けた。そのほか、金融大手グループのHSBC(5/HK)が5.5%高。取引時間中に報告した四半期決算の予想上振れが材料視された。
中国の不動産セクターも高い。碧桂園HD(2007/HK)が6.5%、旭輝HD(884/HK)が5.5%、建発国際投資集団(1908/HK)が5.1%、龍湖集団HD(960/HK)が4.6%ずつ上昇した。不動産市況の持ち直しが期待される。春節期間の住宅販売については、総じて安定的に推移したと伝わった。政策支援の動きもプラス。上海市は住宅購入制限策を一段と緩和すると同時に、住宅公共積立金(公積金)と不動産税(個人向け固定資産税)の最適化を進めると発表した。
鉄鋼や建材、非鉄など素材セクターも物色される。重慶鋼鉄(1053/HK)が8.7%高、鞍鋼(347/HK)が5.1%高、安徽海螺水泥(914/HK)が5.5%高、華潤建材科技HD(1313/HK)が3.6%高、中国アルミ(2600/HK)が5.1%高、新疆新キン鉱業(3833/HK)が4.6%高で取引を終えた。
半面、半導体セクターは安い。瀾起科技(6809/HK)が7.1%、上海壁仞科技(6082/HK)が5.9%、兆易創新科技集団(3986/HK)が4.5%、峰チョウ科技深セン(1304/HK)が1.9%ずつ下落した。そのほか、新興EV(電気自動車)や自動運転、AI技術などテック銘柄の一角が売りにおされ、ハンセン科技(テック)指数は0.2%逆行安している。
本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.72%高の4147.23ポイントで取引を終了した。不動産が高い。素材、消費関連、ハイテク、インフラ関連、医薬、運輸なども買われた。半面、銀行は安い。エネルギー、自動車も売られた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
投資家心理がやや上向く流れ。人工知能(AI)脅威論がやや薄らぎ、昨夜の米株が上昇に転じたことや、中国の政策に対する期待感が支えだ。米市場では、AI開発のアンソロビックがAI自動化ツール「コワーク」を既存ソフトに組み入れられる機能を発表したことを受け、AIが既存の事業モデルを代替するのではなく、補完するものだとの認識が広がっている。中国では全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕(来週3月5日)が視野に入った。昨年12月に開催された「中央経済工作会議」では、第15次5カ年計画の初年度に当たる26年の政策運営について、「より積極的な」財政政策と「適度に緩和的な」金融政策を継続することが決定されている。また、26年の重点経済政策として「内需拡大」が最優先に位置づけられた。もっとも、政策動向を見極めたいとするスタンスもあり、上値は限定されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、消費関連の上げが目立つ。外食の海底撈国際HD(6862/HK)が6.2%高、即席麺・飲料の康師傅HD(322/HK)が3.8%高、スポーツ用品の安踏体育用品(2020/HK)が2.5%高で引けた。そのほか、金融大手グループのHSBC(5/HK)が5.5%高。取引時間中に報告した四半期決算の予想上振れが材料視された。
中国の不動産セクターも高い。碧桂園HD(2007/HK)が6.5%、旭輝HD(884/HK)が5.5%、建発国際投資集団(1908/HK)が5.1%、龍湖集団HD(960/HK)が4.6%ずつ上昇した。不動産市況の持ち直しが期待される。春節期間の住宅販売については、総じて安定的に推移したと伝わった。政策支援の動きもプラス。上海市は住宅購入制限策を一段と緩和すると同時に、住宅公共積立金(公積金)と不動産税(個人向け固定資産税)の最適化を進めると発表した。
鉄鋼や建材、非鉄など素材セクターも物色される。重慶鋼鉄(1053/HK)が8.7%高、鞍鋼(347/HK)が5.1%高、安徽海螺水泥(914/HK)が5.5%高、華潤建材科技HD(1313/HK)が3.6%高、中国アルミ(2600/HK)が5.1%高、新疆新キン鉱業(3833/HK)が4.6%高で取引を終えた。
半面、半導体セクターは安い。瀾起科技(6809/HK)が7.1%、上海壁仞科技(6082/HK)が5.9%、兆易創新科技集団(3986/HK)が4.5%、峰チョウ科技深セン(1304/HK)が1.9%ずつ下落した。そのほか、新興EV(電気自動車)や自動運転、AI技術などテック銘柄の一角が売りにおされ、ハンセン科技(テック)指数は0.2%逆行安している。
本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.72%高の4147.23ポイントで取引を終了した。不動産が高い。素材、消費関連、ハイテク、インフラ関連、医薬、運輸なども買われた。半面、銀行は安い。エネルギー、自動車も売られた。
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