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2021/04/07 13:25

香港前場:ハンセン0.7%安で反落、上海総合は0.5%下落 無料記事

 連休明け7日前場の香港マーケットは、主要55銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比187.36ポイント(0.65%)安の28751.38ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が119.51ポイント(1.07%)安の11097.90ポイントとそろって反落した。半日の売買代金は1003億600万香港ドルとなっている(1日前場は894億5800万香港ドル)。
 引き締め懸念がくすぶる中、投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)は6日、リバースレポ取引により100億人民元を市中に供給したが、満期到来分との差引では100億人民元の吸収超だった(7日は、差引でゼロ)。また、英メディアは5日、「人民銀がバブルを警戒し、市中銀行に与信を抑制するよう指導した」と関係者の話として報じている。中国と米欧の対立も不安材料。新疆ウイグル自治区の人権問題などを巡り、双方は制裁措置を応酬している。米国務省の報道官は6日、2022年北京オリンピックのボイコット可能性について同盟国などと検討していく考えを明らかにした。世界経済の回復期待で買い先行したものの、上値は重く、指数は程なくマイナスに転じている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、火鍋チェーン最大手の海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング:6862/HK)が3.8%安、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が3.1%安、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー:241/HK)が2.8%安、中国ニット衣料最大手の申洲国際集団HD(2313/HK)が2.0%安と下げが目立った。
 セクター別では、ヘルスケア・医薬品関連が総じて安い。上記したアリババ・ヘルスのほか、医渡科技(2158/HK)が2.9%、京東健康(JDヘルス・インターナショナル:6618/HK)が2.4%、平安健康医療科技(1833/HK)が1.9%、百済神州(ベイジーン:6160/HK)が8.7%、緑葉製薬集団(2186/HK)が3.3%、四環医薬HD集団(460/HK)が1.4%ずつ下落した。
 中国の証券セクターもさえない。広発証券(1776/HK)が4.0%安、華泰証券(6886/HK)が2.5%安、中信証券(6030/HK)が2.0%安、海通証券(6837/HK)が1.7%安で引けた。
 半面、海運やコンテナ関連は急伸。中遠海運HD(1919/HK)が25.3%高、東方海外(オリエント・オーバーシーズ:316/HK)が12.8%高、中遠海運能源運輸(1138/HK)が10.1%高、中遠海運発展(2866/HK)が11.5%高、中国国際海運集装箱(中国国際コンテナ:2039/HK)が6.4%高で取引を終えた。コンテナ海運大手の中遠海運は、2021年第1四半期(1〜3月)の純利益について、前年同期比で53倍に拡大するとの見通しを示している。
 一方、本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.53%安の3464.54ポイントで取引を終了した。消費関連株が安い。医薬品株、ハイテク株、金融株、インフラ関連株なども売られた。半面、海運株は高い。不動産株、公益株、エネルギー株も買われた。



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