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2020/11/18 13:25

香港前場:ハンセン0.6%高で3日続伸、上海総合は0.5%上昇 無料記事

 18日前場の香港マーケットは値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比157.57ポイント(0.60%)高の26572.66ポイントと3日続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が95.85ポイント(0.91%)高の10646.05ポイントと反発した。半日の売買代金は754億2600万香港ドルとなっている(17日前場は778億2100万香港ドル)。
 人民元高が追い風。中国人民銀行(中央銀行)は18日、人民元レートの対米ドル基準値を約2年5カ月ぶりの元高水準に設定した(元高方向での設定は3日連続)。上海外国為替市場でも2018年6月以来の水準で推移している。資金流入が期待される状況だ。米中対立の激化を警戒し安く推移する場面がみられたものの、下値は堅く、前引けにかけて上昇の勢いが増している。
 米中関係を巡っては、米メディアが17日、「米証券取引委員会(SEC)は米上場の中国企業に対する新規制案を検討している」と報じた。報道によれば、米当局の監督下にある監査法人が中国企業を監査し、米国の基準に準拠しない場合は上場廃止の可能性もあるという。トランプ政権はこのところ、新政権移行を前に対中圧力を一段と強めている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が8.5%高、不動産事業を中核とする多国籍コングロマリットの太古A(スワイヤ・パシフィックA:19/HK)が5.8%高、中国政府系デベロッパーの華潤置地(1109/HK)が3.3%高と上げが目立った。
 セクター別では、中国の不動産が高い。上記した華潤置地のほか、世茂集団HD(シーマオ・グループ・ホールディングス:813/HK)が3.8%、融創中国HD(1918/HK)が3.2%、龍湖集団HD(960/HK)が1.9%、万科企業(2202/HK)が1.8%ずつ上昇した。
 中国金融セクターもしっかり。中国人民財産保険(PICC:2328/HK)が4.2%高、中国平安保険(2318/HK)と中国太平洋保険集団(2601/HK)がそろって1.9%高、中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)が3.8%高、招商銀行(3968/HK)が2.8%高で取引を終えた。
 スマートフォン関連の銘柄群も物色される。丘タイ科技(Qテクノロジー:1478/HK)が8.5%高、高偉電子(1415/HK)が4.4%高、舜宇光学科技(2382/HK)が2.6%高、富智康集団(FIHモバイル:2038/HK)が2.3%高、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が1.5%高で引けた。
 一方、本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.47%高の3355.69ポイントで前場の取引を終えた。金融株が相場をけん引する。不動産株、素材株、運輸株、インフラ関連株、エネルギー株、公益株なども買われた。半面、医薬品株は安い。自動車株、食品飲料株、ハイテク株の一角も売られた。



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