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2021/04/26 17:46

香港大引:ハンセン0.4%安で3日ぶり反落、中国の不動産・金融に売り 無料記事

 週明け26日の香港マーケットは、主要55銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比125.92ポイント(0.43%)安の28952.83ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が86.53ポイント(0.78%)安の10981.31ポイントとそろって3日ぶりに反落した。売買代金は1474億8300万香港ドルとなっている(23日は1429億8800万香港ドル)。
 中国発の新規買い材料に乏しい中、引き締め懸念が蒸し返された。今月公表された金融統計では融資が上振れし、不動産価格の上昇基調も強まっている。今年3月の新築住宅相場では、主要70都市のうち前月比で上昇した都市数が前月の56→62に増加した。米中の景気期待で買い先行したものの、上値は重く、ハンセン指数は中盤からマイナスに転じている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が3.2%安、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が2.9%安、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)とビールメーカー大手の百威亜太HD(バドワイザーAPAC:1876/HK)がそろって2.7%安と下げが目立った。
 セクター別では、中国不動産セクターが安い。合景泰富地産HD(1813/HK)が2.8%、融創中国HD(1918/HK)が2.4%、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が2.2%、中国恒大集団(3333/HK)が1.9%ずつ値を下げた。
 中国金融セクターもさえない。中国建設銀行(939/HK)が2.0%安、中国農業銀行(1288/HK)と中国銀行(3988/HK)がそろって1.9%安、中国太平洋保険集団(2601/HK)が4.2%安、中国平安保険(2318/HK)が1.3%安と下落した。そのほか招商銀行(3968/HK)は1.6%安。決算を好感する買いが先行したものの、程なくマイナスに転じた。同行が公表した1〜3月期決算は15%増益となり、不良債権比率は低下している。
 半面、非鉄・鉄鋼セクターは高い。新疆新キン鉱業(3833/HK)が5.0%、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)と江西銅業(358/HK)がそろって3.0%、中国東方集団HD(581/HK)が2.6%、鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)が2.4%、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が1.4%ずつ上昇した。馬鞍山鋼鉄は約2年ぶりの高値水準を回復する。この日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、銅やアルミ、鉄筋など主要産品の先物価格が軒並み上昇した。当局の環境対策により、減産が強化されるとの見方が持続。市況の先高観が意識された。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.95%安の3441.17ポイントで取引を終了した。金融株が下げを主導する。不動産株、食品飲料株、医薬品株、公益株、自動車株なども売られた。半面、素材株の一角は高い。海運株、半導体株、エネルギー株も買われた。



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