2日の本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.16ポイント（0.06％）高の3569.26ポイントと小幅ながら5日続伸している。
　経済対策を期待した買いが続く。官民が公表した8月の中国製造業PMIがそろって市場予想を大幅に下回る中、中国当局は景気下支えに向けた財政・金融政策を強める――との思惑が広がる状況だ。ただ、上値は重い。指数はこのところの上昇が急ピッチだったこともあり、売り圧力も意識されている。
　主要銘柄の値上がり率は、陝西媒業(601225/SH)が1.8％、中国アルミ（601600/SH）が1.6％、福莱特（601865/SH）が1.4％、薬明康徳（603259/SH）が1.3％、招商証券(600999/SH)が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.06ポイント（0.02％）安の267.90ポイント、深センB株指数が1.49ポイント（0.12％）高の1206.89ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。