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2021/07/12 16:31

中国大引:上海総合0.7%高で3日ぶり反発、中国の金融緩和に期待感 無料記事

 週明け12日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比23.75ポイント(0.67%)高の3547.84ポイントと3日ぶりに反発した(上海A株指数は0.67%高の3718.52ポイント)。
 金融当局の緩和スタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は9日、市中銀行の預金準備率を0.5%引き下げると発表した。一部の小型銀行を除くほぼすべての金融機関が対象となり、今回の準備率引き下げによる資金供給効果は約1兆人民元(約17兆円)に達する見通し。引き下げ自体は一部で予想されていたが、対象と規模が事前予想を超えた。また、人民銀の易綱総裁は10日まで開かれていた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、「各種の金融政策手段を用い、早期の支援策縮小を回避する」と述べている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、レアアースや非鉄、鉄鋼など素材関連の上げが目立つ。中国北方稀土(600111/SH)がストップ高、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.8%高、新余鋼鉄(600782/SH)が7.2%高で引けた。この日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、アルミや銅、鉄筋など主要産品の先物価格が軒並み上昇している。
 ITハイテク関連株も高い。インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が7.2%、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が5.2%、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が3.1%ずつ値を上げた。自動車株、医薬品株、インフラ関連株、海運株、証券株なども買われている。
 半面、不動産株の一角は安い。華夏幸福(600340/SH)が3.9%、上海臨港HD(600848/SH)が1.5%、保利地産(600048/SH)が1.3%ずつ下落した。銀行・保険株、公益株、酒造株、エネルギー株も小安く推移している。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.26ポイント(0.87%)高の262.50ポイント、深センB株指数が11.84ポイント(0.96%)高の1240.08ポイントで終了した。




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