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2021/07/08 13:25

香港前場:ハンセン2.0%安で8日続落、上海総合は0.6%下落 無料記事

 8日前場の香港マーケットは、主要58銘柄で構成されるハンセン指数が前日比559.50ポイント(2.00%)安の27401.12ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が241.47ポイント(2.38%)安の9908.37ポイントとそろって8日続落した。半日の売買代金は1004億6800万香港ドルに拡大している(7日の前場は812億8500万香港ドル)。
 投資家の慎重スタンスが続く。中国当局はこのところ、各分野に対する監視を強化している。複数メディアが7日報じたところによれば、国家市場監督管理総局はこのほど、インターネットや自動車、充電にかかわる各企業の独占行為に関し、「反壟断法(独占禁止法)」に違反する22件の事例を列挙した。それぞれに罰金を科す。また、中国当局は国内企業が海外上場する際のハードルを引き上げるもよう――と伝わったことを受け、すでに海外上場している企業に対する監督・管理も一段と強まると不安視された。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄が下げを主導する流れ。ITやハイテクなどで構成されるハンセン科技指数は3.0%安と他の指数をアンダーパフォームしている。主要な構成銘柄では、美団(メイトゥアン:3690/HK)が5.5%安、百度集団(バイドゥ:9888/HK)が3.9%安、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が2.9%安、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が2.7%安と値を下げた。上述した独占行為で罰金を科された企業には、テンセントやアリババの関連会社も含まれている。
 エネルギー関連株も安い。石油大手3社の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が5.4%、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が4.4%、中国石油化工(サイノペック:386/HK)が2.1%、原油掘削の中海油田服務(2883/HK)が4.2%、石炭のエン州煤業(1171/HK)が4.5%、中国中煤能源(1898/HK)が2.4%ずつ下落した。
 医薬品セクターも急落。四環医薬HD集団(460/HK)が5.5%安、康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス:6185/HK)が5.4%安、百済神州(ベイジーン:6160/HK)が3.8%安、中国神威薬業集団(2877/HK)が3.8%安、広州白雲山医薬集団(874/HK)が3.7%安、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ:1093/HK)が2.5%安で引けた。
 食品飲料や酒造、スポーツ用品など消費セクターもさえない。中国蒙牛乳業(2319/HK)が2.9%安、農夫山泉(ノンフー・スプリング:9633/HK)が2.3%安、青島ビール(168/HK)が5.4%安、華潤ビールHD(291/HK)が4.0%安、李寧(リーニン:2331/HK)が2.8%安、安踏体育用品(2020/HK)が2.6%安で前場取引を終えた。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.57%安の3533.63ポイントで前場の取引を終了した。金融株が下げを主導する。エネルギー株、消費関連株、医薬品株、不動産株、海運株なども売られた。半面、ハイテク株は高い。素材株、防衛関連株も買われた。


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