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2021/08/18 17:46

香港大引:ハンセン0.5%高で5日ぶり反発、太陽光パネルの信義光能6.5%上昇 無料記事

18日の香港マーケットは、主要58銘柄で構成されるハンセン指数が前日比121.14ポイント(0.47%)高の25867.01ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が92.48ポイント(1.02%)高の9150.36ポイントとそろって5日ぶりに反発した。売買代金は1344億1070万香港ドルに縮小している(17日は1661億4910万香港ドル)。 
 中国の経済対策が期待される流れ。内外で経済回復ペース鈍化が懸念される中、景気腰折れを回避するため、中国当局は金融・財政政策を積極化するとの見方が広がっている。市場関係者の一部は、「中国人民銀行は10〜12月にかけて預金準備率を再び引き下げる」とみている。また昨日のハンセン指数は1.7%安と4日続落し、約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいたこともあり、値ごろ感も着目されている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、太陽光発電用ガラス基板メーカーの信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)が6.5%高、不動産開発香港大手の恒隆地産(101/HK)が4.1%高、保険事業で中国2位の中国平安保険(2318/HK)が3.0%高、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が2.5%高と上げが目立った。吉利汽車は昼に中間決算を発表。純利益は4%増にとどまったものの、年間販売目標の据え置きが好感された。下期の業績改善が期待されている。
 セクター別では、太陽光や風力など再生可能エネルギー発電関連が高い。上記した信義光能のほか、福莱特玻璃集団(フラット・グラス・グループ:6865/HK)が7.5%、信義儲電(8328/HK)が3.8%、陽光能源HD(757/HK)が2.2%、中国高速伝動設備集団(658/HK)が2.9%、龍源電力集団(916/HK)が1.7%ずつ上昇した。中国のソーラーパネル設置は今年下半期に加速する――と伝わったことが再エネ発電全体の追い風となっている。発電設備の銘柄群も急伸。東方電気(1072/HK)が17.3%高、ハルビン電気(ハルビン・エレクトリック:1133/HK)が11.1%高で引けた。
 証券セクターも物色される。広発証券(1776/HK)が13.2%高、中信建投証券(CSCフィナンシャル:6066/HK)が8.0%高、華泰証券(HTSC:6886/HK)が4.7%高、中信証券(6030/HK)が4.2%高と値を上げた。
 半面、非鉄・レアアース関連の一角はさえない。新疆新キン鉱業(3833/HK)が3.4%安、江西銅業(358/HK)が2.1%安、金川集団国際資源(2362/HK)が1.9%安、五鉱資源(1208/HK)が0.6%安で取引を終えた。
 一方、本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前日比1.11%高の3485.29ポイントで取引を終了した。金融株が上げを主導する。不動産株、ンフラ関連株、軍事関連株、運輸株、医薬品株、資源・素材株なども買われた。半面、消費関連株は安い。半導体株も売られた。



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