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2021/11/24 13:34

香港前場:ハンセン0.1%安で6日続落、上海総合も0.1%下落 無料記事

 24日前場の香港マーケットは、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前日比15.72ポイント(0.06%)安の24635.86ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が54.49ポイント(0.62%)安の8773.18ポイントと小幅ながらそろって6日続落した。売買代金は728億8060万香港ドルとなっている(23日前場は719億5490万香港ドル)。
 米金利高が重しとなる流れ。次期FRB(連邦準備理事会)議長にパウエル議長が続投する見通しとなり、早期利上げ観測が広がっている。米長期金利の上昇基調も一段と強まった。また、欧州の新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからないことも不安材料。オーストリアで厳格なロックダウンが再導入されるなど、経済活動の停滞も危ぐされている。世界経済に対する悪影響も警戒された。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。商品市況高を手がかりに、関連銘柄が買われ、相場を下支えしている。中国経済対策に対する期待感も持続した。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス:241/HK)が7.2%安、スマートフォン大手の小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が7.0%安、火鍋チェーン最大手の海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング:6862/HK)が5.6%安と下げが目立った。小米に関しては、決算下振れが売り材料視されている。同社が報告した四半期(7〜9月期)決算では、純利益が前年同期比84%減の7億9200万人民元に落ち込み、市場予想(54億7000万人民元)を大幅に下回った。阿里健康は本日、中間決算を公表する。
 セクター別では、中国の不動産が安い。融創中国HD(1918/HK)が4.9%、中国恒大集団(3333/HK)が3.4%、広州富力地産(2777/HK)が2.4%ずつ下落した。
 半導体セクターもさえない。ASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が3.1%安、華虹半導体(1347/HK)が2.5%安、晶門半導体(ソロモン・システック:2878/HK)が1.2%安で引けた。
 半面、発電セクターは高い。華潤電力HD(836/HK)が7.7%、中国電力国際発展(2380/HK)が4.4%、華能国際電力(902/HK)が3.8%ずつ上昇した。李克強首相が「電力不足の問題は解決する」と発言したことなどを材料視している。
 石油セクターもしっかり。中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.6%高、中国石油化工(サイノペック:386/HK)が2.5%高、中海油田服務(2883/HK)が2.4%高で前場取引を終えた。WTI原油先物が昨夜、前日比2.3%高と大幅続伸したことが好感されている。
 そのほか、新興電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(9868/HK)が9.8%高。7〜9月期決算の売上高上振れ、10〜12月期の販売拡大見通しが材料視された。
 一方、本土マーケットは4日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.10%安の3585.65ポイントで前場の取引を終了した。自動車株が安い。金融株、公益株、半導体株、素材株、運輸株、インフラ関連株なども売られた。半面、エネルギー株は高い。不動産株、医薬品株、食品飲料株も買われた。



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