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2021/09/13 13:35

香港前場:ハンセン2.0%安で反落、上海総合は0.1%上昇 無料記事

週明け13日前場の香港マーケットは、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比519.00ポイント(1.98%)安の25686.91ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が187.73ポイント(2.00%)安の9199.11ポイントとそろって反落した。半日の売買代金は807億9020万香港ドルとなっている(10日の前場は896億6220万香港ドル)。
 内外環境の不透明感が嫌気される流れ。米国ではインフレ高進を背景に、テーパリング(量的緩和の縮小)前倒しの不安が強まっている。中国では、8月の人民元建て新規融資とマネーサプライ(通貨供給量)M2が予想を下回った。そのほか、産業締め付けの警戒感もくすぶる。中国人事社会保障部は10日、プラットフォームを有するネット大手10社を集め、労働者の権利保護について指導した。また、外電が12日報じたところによれば、中国政府はアリペイの事業分割を検討している。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、飲食ポータルサイトの美団(メイトゥアン:3690/HK)が6.3%安、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が5.9%安、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が5.6%安と下げが目立った。
 ネット株も急落し、ITやハイテクなどで構成されるハンセン科技指数は2.8%安。主要な構成銘柄では、上記した美団のほか、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が4.5%安、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が3.7%安、京東集団(JDドットコム:9618/HK)が3.5%安と値を下げている。
 香港の消費セクターもさえない。莎莎国際HD(ササ・インターナショナル・ホールディングス:178/HK)が2.8%安、永旺百貨(イオン・ストアーズ・ホンコン:984/HK)が2.6%安、周大福珠宝(1929/HK)が2.5%安、優品360HD(2360/HK)が2.2%安で前場取引を終えた。
 半面、石炭・石油セクターは高い。エン州煤業(1171/HK)が7.4%、中国中煤能源(1898/HK)が7.2%、中国神華能源(1088/HK)が2.6%、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が3.8%、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)と中国石油化工(サイノペック:386/HK)がそろって1.6%ずつ上昇した。
 一方、本土マーケットは小幅ながら3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.10%高の3706.73ポイントで前場の取引を終了した。石油・石炭株が高い。不動産株、素材株、公益株、海運株、保険・証券株なども買われた。半面、ハイテク株は安い。消費関連株、医薬品株、インフラ関連株、銀行株も売られた。



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