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2021/09/06 17:44

香港大引:ハンセン1.0%高で反発、BYD7.8%上昇 無料記事

 週明け6日の香港マーケットは、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比261.64ポイント(1.01%)高の26163.63ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が79.44ポイント(0.85%)高の9371.15ポイントとそろって反発した。ハンセン指数は約3週ぶりの高値水準を回復している。売買代金は1463億17280万香港ドルに縮小した(3日は1720億9980万香港ドル)。
 中国の経済対策が改めて意識される流れ。中国証券報は6日、中国人民銀行(中央銀行)は預金準備率や金利の引き下げ余地があると専門家の意見として報じている。足もとの景気指標が総じて弱いものとなる中、市場関係者の間では「景気の腰折れを回避するため、当局は金融・財政政策を強める」との見方が優勢だ。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)が7.8%高、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が3.9%高、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が3.5%高と上げが目立った。BYDは3日引け後、8月の新車販売台数が前年同月比で86%増加し、14カ月連続のプラス成長達成を報告している。また、テンセントに関しては、世界的に人気の高いオンラインゲーム「英雄聯盟(リーグ・オブ・レジェンド)」の期待が先行。複数メディアが伝えたところによれば、テンセントは国内モバイル版の公開テストを今月16日に開始する。
 セクター別では、ゼネコンやセメントのインフラ建設関連が高い。中国鉄建(1186/HK)が5.3%、中国交通建設(1800/HK)が5.2%、中国中鉄(390/HK)が3.2%、中国西部水泥(西部セメント:2233/HK)が5.8%、安徽海螺水泥(安徽コンチセメント:914/HK)が4.6%、中国建材(3323/HK)が3.3%ずつ上昇した。中国では下半期にインフラ投資が加速する――との見方が広がっている。
 医薬品セクターもしっかり。上記した薬明生物のほか、四環医薬HD集団(460/HK)が6.6%高、上海復星医薬集団(2196/HK)が3.8%高、康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス:6185/HK)が3.2%高、広州白雲山医薬集団(874/HK)が2.6%高、中国神威薬業集団(2877/HK)が2.2%高と値を上げた。
 中国保険・証券セクターも物色される。中国太平洋保険集団(2601/HK)が3.4%高、中国人民財産保険(PICC:2328/HK)が3.2%高、華泰証券(HTSC:6886/HK)が2.3%高、中信証券(6030/HK)が2.2%高で引けた。
 半面、中国不動産セクターはさえない。広州富力地産(2777/HK)が3.9%、融創中国HD(1918/HK)が2.7%、世茂集団HD(813/HK)が2.2%、華潤置地(1109/HK)が1.7%ずつ下落した。
 なお本日は、ハンセン指数構成銘柄が入れ替えられている。新規採用された銘柄では、招商銀行(3968/HK)が1.5%安、李寧(リーニン:2331/HK)と信義玻璃HD(信義ガラス:868/HK)がそろって0.5%高、除外された銘柄では交通銀行(3328/HK)が0.2%高でそれぞれ取引を終えた。
 一方、本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.12%高の3621.86ポイントで取引を終了した。インフラ建設関連株が高い。証券株、医薬品株、消費関連株、ハイテク株、公益株、資源・素材株、銀行・保険株、ハイテク株の一角なども買われた。

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