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2021/07/22 17:35

香港大引:ハンセン1.8%高で4日ぶり反発、不動産セクターに買い戻し 無料記事

 22日の香港マーケットは、主要58銘柄で構成されるハンセン指数が前日比499.26ポイント(1.83%)高の27723.84ポイントと4日ぶり、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が175.55ポイント(1.79%)高の10006.57ポイントと5日ぶりにそれぞれ反発した。売買代金は1371億5260万香港ドルとなっている(21日は1568億5700万香港ドル)。 
 米株高を好感した買いが先行。昨夜の米市場では、主要企業の好決算が相次ぎ、主要株価指数はそろって大幅続伸した。商品市況高もプラス。昨夜のWTI原油先物は4.6%高と急伸し、この日の上海商品取引所では、銅やアルミなど非鉄の先物が小高く推移している。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、太陽光発電用ガラス基板メーカーの信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)が5.7%高、電動工具メーカー大手の創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が5.2%高、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が4.9%高と上げが目立った。銀河娯楽集団に関しては、同業の業績持ち直し期待が支援材料。金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)の4〜6月期決算は損失計上だったものの、赤字幅は前年同期から縮小している。また、売上高は前年同期から21倍に膨らんだ。金沙中国株も3.1%高と買われている。
 セクター別では、中国不動産が高い。中国恒大集団(3333/HK)が7.9%、融創中国HD(1918/HK)が4.6%、龍湖集団HD(960/HK)が4.4%、碧桂園HD(2007/HK)が3.8%、万科企業(2202/HK)が3.2%ずつ上昇した。中国恒大集団については、広発銀行・宜興支店(江蘇省)が同社の財産保全を地元裁判所に申請した問題について、広発銀との協議の結果、和解に至ったと発表したことが好感されている。
 石油や非鉄、鉄鋼の資源・素材セクターもしっかり。中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)と中国石油化工(サイノペック:386/HK)がそろって3.7%高、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が3.4%高、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が6.6%高、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が3.7%高、江西銅業(358/HK)が3.5%高、重慶鋼鉄(1053/HK)が7.2%高、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が7.1%高、鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)が5.3%高で引けた。
 保険・証券セクターも物色される。中国太平洋保険集団(2601/HK)が5.1%高、新華人寿保険(1336/HK)が2.4%高、中国人民財産保険(PICC:2328/HK)が2.1%高、中信建投証券(CSCフィナンシャル:6066/HK)が3.2%高、中信証券(6030/HK)が1.9%高で取引を終えた。
 一方、本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.34%高の3574.73ポイントで取引を終了した。資源・素材株が高い。金融株、半導体株、不動産株、自動車株、公益株、海運株なども買われた。半面、医薬品株は安い。食品飲料株、IT関連株、空運株も売られた。


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