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2021/09/17 16:49

中国大引:上海総合0.2%高で4日ぶり反発、中国経済対策に期待感 無料記事

 17日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比6.87ポイント(0.19%)高の3613.97ポイント(上海A株指数は0.19%高の3787.70ポイント)と4日ぶりに反発した。
 中国経済対策の期待感が高まる流れ。中国の劉鶴・副首相は16日、広州市で開催されたフォーラムで「民営企業の健全な発展を促すため、支援を続けていく方針に変わりない」と改めて強調している。また。中国国家発展改革委員会(発改委)は同日の定例記者会見で、柔軟な景気対策と専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)の発行加速について再び言及した。もっとも、上値は限定的。産業引き締めの広がりや、不動産業界を巡る債務リスクが依然として不安視されている。本土市場は週明け20日と21日が中秋節連休になることもあり、積極的な売買も手控えられた。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、医薬・医療関連の上げが目立つ。通策医療投資(600763/SH)がストップ高、薬明康徳(603259/SH)が5.7%高、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が4.2%高で引けた。複数のブローカーが「中国政府は、高度な創薬や先進的な医療機器開発の支援策を拡充している」と指摘している。
 発電株も高い。華電国際電力(600027/SH)が6.3%、華能国際電力(600011/SH)が5.9%、大唐国際発電(601991/SH)が3.2%ずつ上昇した。消費関連株、不動産株、半導体株、銀行・証券株なども買われている。
 半面、エネルギーや鉄鋼、非鉄など資源・素材株は急落。エン州煤業(600188/SH)が9.9%安、中国石油天然気(601857/SH)が2.1%安、宝山鋼鉄(600019/SH)が5.1%安、江西銅業(600362/SH)が3.3%安で取引を終えた。発改委の記者会見では、金属市況を注視し、銅やアルミなどの国家備蓄放出を継続すると表明している。担当者によれば、今年はすでに3回の入札を実施し、市場価格よりも低い水準で売却した。そのほか保険株、インフラ関連株、軍事関連株も売られている。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.83ポイント(0.66%)安の273.13ポイント、深センB株指数が1.51ポイント(0.13%)安の1197.40ポイントで終了した。




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