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2022/10/17 16:38

中国大引:上海総合0.4%高で続伸、中国の景気対策に期待感 無料記事

 週明け17日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比12.96ポイント(0.42%)高の3084.94ポイントと続伸した。約3週ぶりの高値水準を回復している。
 中国の景気テコ入れスタンスが好感される流れ。16日開幕の共産党大会の冒頭演説で習近平・総書記(国家主席)は、「実体経済に重点を置き経済を発展させる」との方針を示した。主要な国営の各商業銀行もそれに対し支持を表明。主要行は実体経済のために足もとで融資を拡大してきたと説明し、これからも投融資を積極化すると説明した。ただ、指数は安く推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、医薬品の上げが目立つ。江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が4.1%高、健康元薬業集団(600380/SH)が3.4%高、薬明康徳(603259/SH)が1.8%高、北京同仁堂(600085/SH)が1.7%高で引けた。
 証券・保険株もしっかり。中国光大証券(601788/SH)が1.5%、興業証券(601377/SH)と中原証券(601375/SH)がそろって1.4%、中国人寿保険(601628/SH)が1.5%、中国人民保険集団(601319/SH)が1.4%ずつ上昇した。当局の株価対策が追い風。中国証券監督管理委員会(証監会)は14日、上場企業の自社株買い規則を改定する方針を明らかにしている。条件を緩和することで、上場企業に自社株買いを促す狙いだ。
 軍事関連株も物色される。航空機開発・製造・販売の中航瀋飛(600760/SH)が6.8%高、航空宇宙製品の江西洪都航空工(600316/SH)が4.0%高、衛星開発・運用の中国衛星(600118/CH)が3.3%高、航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)が3.1%高と値を上げた。台湾政策について習総書記は、「武力行使を放棄しない」と明言。予算増の思惑が広がった。ハイテク株、運輸株、素材株、不動産株なども買われている。台湾の台湾証券取引所加権指数(TAIEX)はこの日、162.07ポイント(1.23%)安の1万2966.05ポイントに下落した。
 半面、発電・電力設備株はさえない。華電国際電力(600027/SH)が2.4%安、華能国際電力(600011/SH)が2.3%安、国電電力発展(600795/SH)が1.5%安、東方電気(600875/SH)が2.1%安、国電南瑞科技(600406/SH)が1.4%安と値を下げた。エネルギー株、消費関連株、銀行株なども売られている
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.59ポイント(0.20%)安の294.44ポイント、深センB株指数が7.61ポイント(0.67%)安の1132.42ポイントで終了した。


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