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2022/09/19 13:24

香港前場:ハンセン1.0%安で続落、上海総合は0.2%下落 無料記事

 週明け19日前場の香港マーケットは、主要73銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比180.82ポイント(0.96%)安の18580.87ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が79.38ポイント(1.24%)安の6341.28ポイントとそろって続落した。売買代金は512億1780万香港ドルとなっている(15日前場は449億9260万香港ドル)。
 世界経済の先行きを不安視した売りが継続する流れ。世界銀行は15日、「インフレ対策で各国の中央銀行が利上げを同時に加速させているため、世界全体がリセッション(景気後退)に向かっている恐れがある」などと警告した。また、米物流大手フェデックスは先週、世界的な景況感悪化を理由に通期の業績予想を撤回。世界のサプライチェーンが打撃を受けていると連想された。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄に売りが先行。ハンセン科技(テック)指数は2.0%安と他の指数をアンダーパフォームしている(構成銘柄30のうち下落27)。個別では、画像処理ソフト中国最大手の商湯集団(20/HK)が6.5%安、不動産開発業者向けソフトウエアの明源雲集団HD(909/HK)が5.5%安、新興EV(電気自動車)メーカーの蔚来集団(9866/HK)が3.9%安と下げが目立った。
 中国不動産セクターも安い。旭輝(884/HK)が8.2%、広州富力地産(2777/HK)が6.7%、合景泰富地産(1813/HK)が5.9%、碧桂園HD(2007/HK)が5.0%ずつ下落した。
 医薬品セクターもさえない。中国生物製薬(1177/HK)が6.6%安、康希諾生物(6185/HK)が4.9%安、薬明生物技術(2269/HK)と百済神州(6160/HK)がそろって5.1%安で引けた。
 半面、代理店やエアライン、ホテルなど香港に拠点を置く旅行関連は物色される。東瀛遊HD(6882/HK)が13.1%高、縦横遊HD(8069/HK)が7.6%高、香港中旅国際投資(308/HK)が3.7%高、国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が1.8%高、香港上海大酒店(香港上海ホテル:45/HK)が2.8%高で前場取引を終えた。香港域内で新型コロナウイルス流行が落ち着きを見せる中、需要回復の期待が高まっている。香港衛生当局が18日夕方発表したところによれば、17日の新規市中感染者数は7190人となり前日から959人減少した。
 一方、本土マーケットは小幅に4日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.16%安の3121.47ポイントで前場の取引を終了した。ハイテク株が安い。医薬品株、発電・電力設備株、素材株、不動産株、海運株、保険株なども売られた。半面、エネルギー株は高い。自動車株、酒造・食品株、空運株、銀行株、ゼネコン株も買われた。


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