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2022/07/25 16:41

中国大引:上海総合0.6%安で3日続落、ハイテクと自動車に売り 無料記事

 週明け25日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比19.59ポイント(0.60%)安の3250.39ポイントと3日続落した。
 中国景気の先行き不安がくすぶる流れ。新型コロナウイルスの新規感染数が高止まりする中、行動抑制強化の影響が不安視されている。深セン市当局は24日、市内にある工業団地の防疫措置をこの日から強化すると関連業者に通知した。国家衛生健康委員会が25日発表したところによれば、24日に確認されたコロナの新規市中感染(症状あり)は101人となり、再び100人の大台にのせている。また、欧州や米国の景況感指数悪化もマイナス材料だ。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ハイテク関連が安い。携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)大手の聞泰科技(WINGTECH:600745/SH)が4.9%、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が3.2%、IC設計の上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が2.1%ずつ下落した。
 自動車株も下げが目立つ。安徽江淮汽車集団(600418/SH)がストップ安(10%)、広州汽車集団(601238/SH)が5.0%安、長城汽車(601633/SH)が3.7%安、上海汽車集団(600104/SH)が2.0%安で引けた。電池・自動車メーカーの比亜迪(002594/SZ)も2.0%下げている。インフラ関連株、公益株、素材株、医薬品株、運輸株なども売られた。
 半面、不動産株は高い。信達地産(600657/SH)が6.3%、金地集団(600383/SH)が3.5%、保利地産(600048/SH)が3.0%、格力地産(600185/SH)が2.0%ずつ上昇した。産業支援策が期待される。資金繰り難に直面する不動産デベロッパーを支援するため、中国政府は2000億〜3000億人民元(約4兆〜6兆円)規模のファンド創設を計画しているもよう――などと報じられた。また、資金不足などにより工事が中断した未完成住宅「爛尾楼(ランウェイロウ)」の建設再開に向け、地方政府がデベロッパーを後押しする動きが広がっていることも好感されている。このほか銀行株、エネルギー株、酒造株も買われた。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.61ポイント(0.20%)安の302.62ポイント、深センB株指数が6.53ポイント(0.53%)安の1235.66ポイントで終了した。



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