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2022/11/15 17:31

香港大引:ハンセン4.1%高で3日続伸、節目の18000pt回復 無料記事

 15日の香港マーケットは、主要73銘柄で構成されるハンセン指数が前日比723.41ポイント(4.11%)高の18343.12ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が289.49ポイント(4.84%)高の6269.29ポイントとそろって大幅に3日続伸した。ハンセン指数は終値ベースで10月6日以来、1カ月以上ぶりに節目の18000ポイントを回復している。売買代金は2050億8900万香港ドルと前日並みだった(14日は2049億780万香港ドル)。
 中国の政策期待が相場を押し上げる流れ。朝方発表された10月経済指標が総じて弱い内容となったことで、中国政府が景気対策を強化するとの思惑が強まった。中国当局が不動産デベロッパーの資金繰り改善に向けた措置を矢継ぎ早に打ち出していることも支援材料。前日までの大幅上昇の反動で朝方はマイナス圏に沈む場面も見られたが、その後はプラス圏の推移が続いた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が11.0%上昇。同社を巡っては、傘下の金融サービス会社、マ蟻集団(アント・グループ)の再編に新たな進展があったと報じられている。このほか、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が10.5%高となるなど、テック株の上昇が目立った。今週はこれら大型テック株の決算発表が予定されており、業績動向にも注目が集まっている。
 カジノ株も好調。澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)、永利澳門(ウィン・マカオ:1128/HK)がともに9.8%高、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が6.1%高で引けた。今年末で期限切れとなるマカオのカジノ事業ライセンスについて、新免許付与に向けた入札審査作業が最終段階に入ったと伝わっている。
 中国不動産セクターも総じて堅調。碧桂園服務HD(6098/HK)が18.2%高、広州富力地産(2777/HK)が9.0%高、雅居楽集団HD(3383/HK)が7.2%高、中国海外発展(688/HK)が1.2%高と値を上げた。ディスカウント水準での増資を発表した碧桂園HD(2007/HK)は1.8%安となったものの、前日の急騰(45.5%高)を考えれば小幅な下げにとどまっている。
 一方、本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前日比1.64%高の3134.08ポイントで取引を終了した。不動産株が高い。金融株、電子株、素材株、酒造株、観光株なども買われた。半面、小売株や医薬株の一角は売られた。


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