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2023/07/14 13:31

香港前場:ハンセン0.3%高で5日続伸、上海総合は0.3%上昇 無料記事

 14日前場の香港マーケットは、主要80銘柄で構成されるハンセン指数が前日比49.02ポイント(0.25%)高の19399.64ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が7.55ポイント(0.12%)高の6551.46ポイントとそろって5日続伸した。売買代金は518億2960万香港ドルに縮小している(13日前場は651億2370万香港ドル)。
 米ハイテク株高が好感される流れ。米長期金利の低下基調を受け、昨夜のナスダック指数は1.6%高と4日続伸し、昨年4月以来、約1年4カ月ぶりの高値水準を切り上げた。中国経済対策の期待感も持続。足もとで発表された経済指標は景気鈍化を示す内容が多く、当局は景気持ち直しをサポートするため、追加の景気刺激策を打ち出すとの見方が優勢だ。ただ、上値は重い。週明けに中国の重要経済指標がまとめて報告されるため、結果を見極めたいとするスタンスも漂っている。中国では週明け17日に第2四半期GDP成長率、6月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)、中期貸出ファシリティ(MLF)金利、20日に最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」が報告される予定だ。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、通信キャリア大手の中国聯通(762/HK)が6.2%高、アルミ製品の中国宏橋集団(1378/HK)が3.1%高、スポーツシューズ生産・販売の安踏体育用品(2020/HK)が2.8%高と上げが目立った。
 セクター別では、通信キャリア・設備、半導体などハイテクが高い。上記した中国聯通のほか、中国電信(728/HK)が5.3%、中国移動(941/HK)が1.7%、中興通訊(763/HK)が4.7%、中国通信服務(552/HK)が1.7%、華虹半導体(1347/HK)が1.8%、ASMPT(522/HK)が1.4%ずつ上昇した。
 石油セクターもしっかり。大手3社の中国石油天然気(857/HK)が1.7%高、中国石油化工(386/HK)が1.5%高、中国海洋石油(883/HK)が1.1%高、原油掘削の中海油田服務(2883/HK)が1.2%高で引けた。原油高も追い風。昨夜のNY市場では、WTI原油先物が1.5%高と3日続伸した。
 中国の銀行セクターも物色される。中国工商銀行(1398/HK)と中信銀行(998/HK)がそろって1.7%高、中国農業銀行(1288/HK)が1.5%高、中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)が1.3%高、で前場取引を終えた。
 半面、中国不動産セクターは安い。広州富力地産(2777/HK)が5.7%、融創中国HD(1918/HK)と百仕達HD(1168/HK)がそろって3.8%、合景泰富地産HD(1813/HK)が2.9%ずつ下落した。
 自動車セクターもさえない。蔚来集団(9866/HK)が3.6%安、小鵬汽車(9868/HK)と浙江零ホウ科技(9863/HK)がそろって3.3%安、長城汽車(2333/HK)が2.9%安と値を下げた。
 一方、本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.29%高の3245.71ポイントで前場取引を終了した。通信ネットワーク関連株が高い。ハイテク株、エネルギー株、金融株なども買われた。半面、消費関連株は安い。公益株、医薬品株、不動産株も売られた。



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