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2023/03/17 13:41

香港前場:ハンセン1.9%高で反発、上海総合は1.6%上昇 無料記事

 17日前場の香港マーケットは、主要76銘柄で構成されるハンセン指数が前日比355.96ポイント(1.85%)高の19559.87ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が156.31ポイント(2.41%)高の6638.78ポイントとそろって反発した。売買代金は677億8610万香港ドルとなっている(16日前場は616億190万香港ドル)。 
 外部環境の改善が好感される流れ。欧米の金融システム不安がひとまず後退し、投資家に買い安心感が広がった。昨夜の欧米市場では、主要株価指数が軒並み上昇している。中国景気の持ち直しも改めて意識された。先ごろ公表された1〜2月の各種経済統計が概ね良好だったほか、16日発表された主要70都市の新築住宅価格も上向いている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、中国インターネット検索最大手の百度集団(9888/HK)が15.7%高と上げが目立っている。百度は前日、人工知能(AI)チャットボット「文心一言(ERNIE Bot)」の発表会を開催。前日は6.4%安と急落したが、本日は見直し買いが入っている。百度が公式SNSアカウントで明らかにした情報によると、16日の発表会から1時間内に、「文心一言」企業版テストサービスへの利用申し込みは3万社を突破した。ハンセン科技(テック)指数は4.4%高と他の指数をアウトパフォームしている。
 セクター別では、デベロッパーや管理サービスの中国不動産が高い。碧桂園HD(2007/HK)が9.1%、龍湖集団HD(960/HK)が5.0%、中国金茂HD(817/HK)が4.1%、碧桂園服務HD(6098/HK)が6.7%、雅生活智慧城市服務(3319/HK)が6.5%、華潤万象生活(1209/HK)が4.7%ずつ上昇した。
 石油や石炭のエネルギー関連セクターも急伸。中国石油化工(386/HK)が5.2%高、中国海洋石油(883/HK)が4.6%高、中国石油天然気(857/HK)が4.5%高、中国中煤能源(1898/HK)が3.4%高、中国神華能源(1088/HK)が2.6%高で引けた。
 中国の保険・証券セクターもしっかり。中国太平洋保険集団(2601/HK)が4.3%高、中国人寿保険(2628/HK)が3.6%高、中国平安保険(2318/HK)が2.9%高、海通証券(6837/HK)が3.7%高、中信証券(6030/HK)が3.6%高で前場取引を終えた。
 「デジタル中国」戦略で注目の半導体や通信・ネットワーク関連も物色される。華虹半導体(1347/HK)が5.8%、中芯国際集成電路製造(981/HK)が5.2%、中興通訊(763/HK)が4.5%、中国通信服務(552/HK)が3.9%、中国聯通(762/HK)が4.5%、中国電信(728/HK)が2.6%ずつ値を上げた。
 本土マーケットも反発。主要指標の上海総合指数は、前日比1.58%高の3278.01ポイントで前場取引を終了した。エネルギー株が高い。ハイテク株、通信株、金融株、不動産株、インフラ関連株、素材株、消費関連株、運輸株なども買われた。



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