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2022/11/23 13:34

香港前場:ハンセン0.4%高で6日ぶり反発、上海総合は0.2%下落 無料記事

 23日前場の香港マーケットは、主要73銘柄で構成されるハンセン指数が前日比72.99ポイント(0.42%)高の17497.40ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が39.68ポイント(0.67%)高の5940.90ポイントとそろって6日ぶりに反発した。売買代金は564億7430万香港ドルとなっている(22日前場は618億480万香港ドル)。
 米株高を好感した買いが先行。米長期金利の低下や小売企業の決算上振れで昨夜の米株は反発し、主要株価指数のNYダウは3カ月ぶりの高値水準を回復した。中国当局が景気テコ入れスタンスを強めていることも、改めて材料視されてる。中国ネット企業を巡る不透明感が薄らいでいることもプラス。阿里巴巴集団HD(9988/HK)傘下の金融サービス会社、マ蟻集団(アント・グループ)に対し、中国当局が10億米ドル(約1410億円)超の罰金を科すもよう――と伝わったことを受け、一部外電は、「当局主導の改革が終結に近づいていることを示唆するもの」との見方を示した。ただ、上値は重い。中国の新型コロナウイルス感染拡大が止まらず、早期のリオープン(経済再開)に対する期待がはく落している。亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD(9988/HK)が3.0%高、インターネット検索中国最大手の百度集団(9888/HK)が2.6%高、Eコマースの京東集団(9618/HK)が2.3%高と上げが目立った。百度集団については、7〜9月期決算が実質黒字となり、業績が改善しているとの見方が広がっている。
 ゼネコンや建機、エンジニアリングなどインフラ建設セクターも高い。中国中鉄(390/HK)が4.7%、中国交通建設(1800/HK)が3.0%、中国鉄建(1186/HK)が2.6%、中国龍工HD(3339/HK)が2.3%、中聯重科(1157/HK)が2.0%、中アルミ国際工程(2068/HK)が18.7%、中国冶金科工(1618/HK)が5.1%ずつ上昇した。産業支援の動きを引き続き材料視。中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行保険監督管理委員会は21日、インフラ投資支援のため中長期融資を拡大するよう国内銀行に要請した。
 石炭・石油セクターもしっかり。中国中煤能源(1898/HK)とエン鉱能源集団(1171/HK)がそろって4.5%高、中国神華能源(1088/HK)が2.0%高、中国海洋石油(883/HK)が1.8%高、中国石油天然気(857/HK)が0.9%高で前場取引を終えた。
 半面、レストランチェーンや酒造の飲食関連は安い。海倫司国際HD(9869/HK)が6.2%、呷哺呷哺餐飲管理(520/HK)が3.5%、九毛九国際HD(9922/HK)が1.7%、青島ビール(168/HK)が2.4%、百威亜太HD(1876/HK)が1.7%ずつ下落した。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.19%安の3082.95ポイントで前場の取引を終了した。医薬品株が安い。ハイテク株、消費関連株、保険・証券株、不動産株なども売られた。半面、エネルギー株は高い。インフラ建設関連株、公益株、海運株、銀行株も買われた。


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