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2022/12/19 16:49

中国大引:上海総合が1.92%安で3日続落、コロナ感染拡大に警戒感 無料記事

 週明け19日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比60.74ポイント(1.92%)安の3107.12ポイントと3日続落した。11月28日以来の最安値を更新している。
 ほぼ全面安の展開。新型コロナウイルス感染再拡大が不安視された。国内の主要都市で、新規感染者数が急増している。上海市や広州市など各地の小中高学校ではオンラン授業が始まり、上海ディズニーランドは営業時間を短縮した。また、病院の外来に受診者が殺到し、各地で医療提供体制がひっ迫し始めたとも伝わっている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、バイオ医薬関連の下げが目立つ。中医薬メーカーの河南太龍薬業(600222/SH)と黒竜江珍宝島薬業(603567/SH)がいずれもストップ安。製薬企業の上海神奇製薬(600613/SH)が9.6%安で引けた。
 環境保護関連株もさえない。省エネルギーと廃棄物処理の中材節能(603126/SH)が8.2%、総合固形廃棄物管理の北京高能時代環境技術(603588/SH)が5.3%、国家電投集団遠達環保(600292/SH)が3.2%ずつ下落した。二輪車、百貨店、石油、石炭関連株なども売られている。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.10ポイント(1.41%)安の287.63ポイント、深センB株指数が16.79ポイント(1.45%)安の1144.93ポイントで終了した。


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