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2022/11/17 13:25

香港前場:ハンセン2.5%安で続落、上海総合は1.0%下落 無料記事

 17日前場の香港マーケットは、主要73銘柄で構成されるハンセン指数が前日比461.96ポイント(2.53%)安の17794.52ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が183.45ポイント(2.95%)安の6042.26ポイントとそろって続落した。売買代金は776億8070万香港ドルに縮小している(16日前場は1004億9230万香港ドル)。
 米ハイテク株安が嫌気される流れ。米半導体大手の減産発表を受け、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.3%安と急落した。米景気懸念も強まる。米債券市場では、10年債利回りが2年債利回りを下回る逆イールド(景気後退の前兆とされる)が一段と広がった。中国の新型コロナウイルス感染再拡大も引き続き売り材料視されている。足もとの新規感染数は、上海市がロックダウン(都市封鎖)中の4月以降で2万人を初突破。一部地区では外出規制など防疫措置が強化されている。人民元安進行の警戒感も再燃。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を5日ぶりに元安方向へと設定した。外国為替市場では、オフショア人民元(対米ドル)が大幅な元安で推移している。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、中国オンラインゲーム大手の網易(9999/HK)が10.9%安、自動車ディーラー大手の中升集団HD(881/HK)が8.4%安、医療サービス企業の阿里健康信息技術(241/HK)が7.8%安と下げが目立った。中升集団など自動車関連については、乗用車販売の低迷がマイナス材料。11月第2週の乗用車小売は27万8000台にとどまり、前月同期比で20%減少した。
 そのほか、飲食ポータルサイトの美団(3690/HK)が5.7%安。株式需給の悪化が懸念されている。インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(700/HK)は昨日、特別中間配当として、保有する美団の株式を分配すると発表した。騰訊株は高くスタートしたものの、程なく失速し、2.3%下げている。
 EV(電気自動車)の銘柄群も急落。小鵬汽車(9868/HK)が10.8%安、蔚来集団(9866/HK)が8.3%安、理想汽車(2015/HK)が7.3%安、比亜迪(1211/HK)が3.2%安で引けた。
 太陽光や風力などエコ発電関連も安い。信義光能HD(968/HK)が5.7%、福莱特玻璃集団(6865/HK)と協キン科技HD(3800/HK)がそろって5.3%、中国高速伝動設備集団(658/HK)が5.2%、新疆金風科技(2208/HK)が3.4%ずつ下落した。
 レストランチェーンなど外食関連もさえない。奈雪的茶HD(2150/HK)が4.1%安、海倫司国際HD(9869/HK)が3.3%安、九毛九国際HD(9922/HK)が3.1%安で前場取引を終えた。
 一方、本土マーケットも続落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.00%安の3088.89ポイントで前場の取引を終了した。エネルギー株が安い。消費関連株、素材株、公益株、インフラ関連株、軍事関連株、ハイテク株、医薬品株、金融株なども売られた。


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