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2023/04/17 13:24

香港前場:ハンセン0.5%高で3日続伸、上海総合は1.0%上昇 無料記事

 週明け17日前場の香港マーケットは、主要76銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比110.03ポイント(0.54%)高の20548.84ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が31.31ポイント(0.45%)高の6945.71ポイントとそろって3日続伸した。売買代金は605億9340万香港ドルとなっている(14日前場は577億4710万香港ドル)。 
 中国景気の持ち直しが相場を支える流れ。今月に入り報告された中国経済指標では、製造業PMIや貿易、金融などで予想を上回る内容が相次いでいる。また、当局は景気回復の腰折れを防ぐため、経済対策を強めるとの観測も根強い状況だ。なお、国家統計局はあす18日、第1四半期のGDP成長率や3月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産)を公表する。米利上げ長期化の警戒感などで朝方は安く推移する場面がみられたものの、指数は上昇の勢いを徐々に増した。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン(PC)世界大手の聯想集団(992/HK)が4.3%高、石油グループ大手の中国石油天然気(857/HK)が3.9%高、宝飾小売チェーン大手の周大福珠宝(1929/HK)が3.7%高と上げが目立った。周大福珠宝については、業績動向が手がかりになっている。1〜3月の売上高は前年同期比で14%増加し、2四半期ぶりにプラス成長を回復した。
 セクター別では、自動車が高い。小鵬汽車(9868/HK)が8.4%、蔚来集団(9866/HK)が5.3%、長城汽車(2333/HK)が5.2%、理想汽車(2015/HK)が3.5%ずつ上昇した。
 中国証券セクターもしっかり。華泰証券(6886/HK)が3.2%高、広発証券(1776/HK)が2.8%高、海通証券(6837/HK)が2.2%高、中信証券(6030/HK)が1.9%高で引けた。
 海運セクターも物色される。海豊国際HD(1308/HK)が3.7%高、太平洋航運集団(2343/HK)が3.6%高、東方海外(316/HK)が3.3%高、中遠海運HD(1919/HK)が1.7%高と値を上げた。
 他の個別株動向では、白物家電大手の海信家電集団(921/HK)が28.1%高。1〜3月期決算の利益倍増見通しが材料視された。
 半面、香港不動産セクターはさえない。恒隆地産(101/HK)が2.3%安、新鴻基地産発展(16/HK)が1.2%安、信和置業(83/HK)が1.1%安、新世界発展(17/HK)が0.9%安で前場取引を終えた。
 医薬品セクターも安い。百済神州(6160/HK)が2.6%、緑葉製薬集団(2186/HK)が2.5%、薬明生物技術(2269/HK)が1.4%、四環医薬HD集団(460/HK)が1.2%ずつ下落した。
 そのほか、セメント大手の中国建材(3323/HK)が9.8%安。1〜3月期決算の赤字転落見通しが嫌気された。コンテナ生産で中国最大手の中国国際海運集装箱(2039/HK)が4.8%安。1〜3月期決算の9割減益見通しが売り材料視されている。
 一方、本土マーケットも続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.98%高の3370.75ポイントで前場取引を終了した。エネルギー株が高い。金融株、インフラ関連株、素材株、消費関連株、公益株、運輸株なども買われた。半面、ハイテク株は安い。医薬品株、不動産株も売られた。


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