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2023/03/06 13:38

香港前場:ハンセン0.04%高で続伸、上海総合は0.2%下落 無料記事

 週明け6日前場の香港マーケットは、主要76銘柄で構成されるハンセン指数が前日比8.57ポイント(0.04%)高の20576.11ポイント小幅に続伸する一方、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は24.34ポイント(0.35%)安の6915.28ポイントと反落した。売買代金は634億5300万香港ドルとなっている(3日は550億8430万香港ドル)。
 米株高が相場を支える流れ。先週の米株市場では、米長期金利の低下を手がかりに、主要株価指数がそろって続伸した。ただ、全体としては上値が重い。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕する中、政策動向を見極めたいとするスタンスが漂っている。開幕式で読み上げられた「政府活動報告」では、中国GDP成長目標が22年の「5.5%前後」から今年の「5.0%前後」へと低く設定された。一方、景気回復を最優先する方針は示されている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン(PC)世界大手の聯想集団(992/HK)が3.8%高、石油生産大手の中国海洋石油(883/HK)が3.1%高、石油・化学大手の中国石油化工(386/HK)が3.0%高と上げが目立った。
 セクター別では、通信ネットワーク関連が高い。通信設備メーカーの京信通信系統HD(2342/HK)が6.0%、通信インフラ工事の中国通信服務(552/HK)が5.1%、基地局運営の中国鉄塔(788/HK)が3.4%、光ファイバー・ケーブル製造の長飛光繊光纜(6869/HK)が2.6%ずつ上昇した。「デジタル中国」推進に向けた当局のスタンスが引き続き支援材料。中国工業情報化部の金壮竜・部長は5日、全人代の開幕に際してメディアの取材に応じ、第6世代(6G)移動通信技術の研究開発を加速させていく方針を示した。
 中国発電セクターもしっかり。華能国際電力(902/HK)が5.4%高、華電国際電力(1071/HK)が4.6%高、華潤電力HD(836/HK)が3.7%高、中国電力国際発展(2380/HK)が3.6%高と値を上げた。
 半面、管理サービスやデベロッパーの中国不動産セクターは安い。碧桂園服務HD(6098/HK)が7.5%、世茂服務HD(873/HK)が5.3%、碧桂園HD(2007/HK)が4.5%、合景泰富地産(1813/HK)が2.2%ずつ下落した。碧桂園服務については、通期業績の51〜57%減益見通しが売り材料視されている。そのほか、碧桂園の2月営業実績は、不動産成約額が前年比で2割減少した。
 ゼネコンや建機、セメントなどインフラ建設関連もさえない。中国鉄建(1186/HK)が1.8%安、中国中鉄(390/HK)が1.1%安、中国龍工HD(3339/HK)が3.9%安、中聯重科(1157/HK)が1.9%安、安徽海螺水泥(914/HK)が2.0%安、華潤水泥HD(1313/HK)が1.5%安で前場取引を終えた。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.24%安の3320.42ポイントで取引を終了した。不動産株が安い。金融株、消費関連株、エネルギー株なども売られた。半面、ハイテク株は高い。医薬品株、公益株も買われた。


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