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2023/08/18 13:30

香港前場:ハンセン1.1%安で6日続落、上海総合は0.1%下落 無料記事

18日前場の香港マーケットは、主要80銘柄で構成されるハンセン指数が前日比205.73ポイント(1.12%)安の18120.90ポイントと6日続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が82.18ポイント(1.31%)安の6210.15ポイントと反落した。売買代金は534億4110万香港ドルとなっている(17日前場は619億9630万香港ドル)。
 内外環境の不透明感が重しとなる流れ。米金利の上昇や中国の景気懸念が売り材料視されている。米利上げ長期化の見方が強まる中、昨夜の米債券市場では米10年債利回りの上昇が続き、一時、昨年10月以来の高水準を付けた。中国では、不動産市場の低迷や消費活動の停滞などを重視し、複数の証券ブローカーが同国経済の先行きに慎重な見方を示している。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」銘柄に売りが先行。ハンセン科技(テック)指数は2.6%安と他の指数をアンダーパフォームした。個別では、オンライン医療の京東健康(6618/HK)が9.4%安、医療サービス企業の阿里健康信息技術(241/HK)が7.4%安、新興電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(9868/HK)が6.0%安と下げが目立っている。京東健康は16日引け後、34%増収、利益7倍の中間決算を発表。一部のアナリストは、売上高が予想に届いていないと指摘した。嫌気する売りが続いている(17日は6.4%安)。また、医療サービス関連には、医薬品業界を対象とした「反腐敗」キャンペーンが広がるとの不安もくすぶる状況だ。
 自動車セクターも安い。上記した小鵬汽車のほか、蔚来集団(9866/HK)が4.6%、理想汽車(2015/HK)が3.0%、比亜迪(1211/HK)が2.6%ずつ下落した。ほか、恒大集団(3333/HK)の傘下企業で、電気自動車(EV)メーカーの中国恒大新能源汽車集団(708/HK)が10.0%安。親会社の資金繰り不安が響いている。「流動性危機に直面する不動産デベロッパー大手の中国恒大集団は17日、米連邦破産法15条の適用をニューヨーク連邦破産裁判所に申請した」と複数のメディアが報じた(恒大集団株は売買停止中)。
 医薬品セクターも売られる。中国生物製薬(1177/HK)が3.2%安、翰森製薬集団(3692/HK)が3.0%安、華潤医薬集団(3320/HK)が2.5%安、緑葉製薬集団(2186/HK)が2.3%安で前場取引を終えた。
 スポーツ用品や家電など消費セクターもさえない。361度国際(1361/HK)が3.2%安、李寧(2331/HK)が2.7%安、海信家電集団(921/HK)とTCL電子HD(1070/HK)がそろって1.6%安で引けた。
 半面、海運セクターはしっかり。海豊国際HD(1308/HK)が4.6%、中遠海運能源運輸(1138/HK)が2.4%、中遠海運HD(1919/HK)が1.5%、東方海外(316/HK)が1.1%ずつ上昇した。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.06%安の3161.97ポイントで前場取引を終了した。消費関連株が安い。医薬品株、素材株、不動産株、メディア・娯楽株なども売られた。半面、金融株は高い。エネルギー株、公益株も買われた。


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