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2023/11/10 13:21

香港前場:ハンセン1.6%安で4日続落、上海総合は0.5%下落 無料記事

 10日前場の香港マーケットは、主要80銘柄で構成されるハンセン指数が前日比278.74ポイント(1.59%)安の17232.55ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が115.07ポイント(1.91%)安の5915.19ポイントとそろって4日続落した。売買代金は396億1800万香港ドルに縮小している(9日前場は413億8490万香港ドル)。
 前日の米株安が重し。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が追加利上げに言及したことで、金融引き締めの長期化懸念が浮上。米長期金利も上昇するなか、9日の米株市場は下落した。また、来週の重要イベントを前に手控えムードも強い。中国では15日に10月の小売売上高、鉱工業生産などが発表される予定。また、15日にも米中首脳会談が実施される見込みと報じられている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、ファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が6.0%安で値下がり率トップ。同社が前日引け後に発表した7〜9月期決算は自社予想とほぼ一致したものの、市場では10〜12月期の粗利益率ガイダンスが弱い内容だったと受け止められた。ほか中国平安保険(2318/HK)が2.1%安と4日続落。流動性懸念に直面する不動産デベロッパー、碧桂園HD(2007/HK)の買収観測を否定したものの、株価の下落に歯止めがかかっていない。
 他の個別銘柄では、華虹半導体(1347/HK)が13.3%下落。SMICと同様に、10〜12月期の業績ガイダンスの弱さが嫌気された。
 セクター別では、マカオのカジノが軟調。永利澳門(1128/HK)が12.6%安と急落したほか、金沙中国(1928/HK)が4.0%安、銀河娯楽集団(27/HK)が3.6%安で午前の取引を終えた。永利澳門が10日発表した7〜9月期決算は赤字が継続している。
 半面、華潤電力HD(836/HK)が0.8%の逆行高。上場記念配の実施を発表したことが材料視された。ほか海底撈国際HD(6862/HK)が0.6%高で引けるなど、消費セクターの一角が買われた。
 本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.45%安の3039.66ポイントで前場の取引を終了した。不動産株が高い。自動車株、金融株、半導体株なども売られている。半面、家電株は高い。医薬株、エネルギー株も買われた。


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