15日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.87ポイント（0.09％）高の3129.42ポイントと続伸している。
　中国の金融緩和が好感される流れ。中国人民銀行（中央銀行）は14日、預金準備率を0.25％引き下げると発表した（15日付で実施）。引き下げは今年2回目で、今回のタイミングは市場で予想されていたよりも早いと指摘されている。ただ、中国指標の発表を前に上値は重い。中国では取引時間中（日本時間11時ごろ）に8月の各種経済統計（小売売上高や鉱工業生など）が公表される予定だ。
　主要銘柄の値上がり率は、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.0％、中国石油天然気（601857/SH）が1.9％、洛陽モリブデン（603993/SH）が1.9％、中国中車（601766/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.47ポイント（0.20％）高の239.16ポイント、深センB株指数が1.02ポイント（0.09％）高の1141.13ポイントで推移している。


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