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2023/08/23 13:34

香港前場:ハンセン0.4%高で続伸、上海総合は0.6%下落 無料記事

23日前場の香港マーケットは、主要80銘柄で構成されるハンセン指数が前日比61.42ポイント(0.35%)高の17852.43ポイント本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が22.12ポイント(0.36%)高の6119.71ポイントとそろって続伸した。売買代金は425億4000万香港ドルとなっている(22日前場は454億9320万香港ドル)。
 好決算銘柄の物色が相場を支える流れ。香港では今週に入り、主要企業の中間決算報告が佳境に入っている。増益や増配など、業績が改善した銘柄群の一角に買いが先行した。もっとも、上値は重い。中国では主要な経済指標の公表が先週でほぼ一巡し、今月は27日に7月の工業企業利益、31日に8月の製造業PMIを残すのみとなった。また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は25日、今週開催のジャクソンホール会議(各国の中央銀行関係者が集まる国際経済シンポジウム)で講演する。内容を見極めたいとするスタンスが広がった。また、不動産デベロッパーや地方政府の債務問題も依然としてくすぶっている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、スポーツシューズ生産・販売の安踏体育用品(2020/HK)が11.7%高。中間期の増益に加え、配当の増額方針を示した。インターネット検索中国最大手の百度集団(9888/HK)は4.4%高。利益が市場予想を上回った。
 セクター別では、香港拠点の不動産が高い。九龍倉置業地産投資(1997/HK)が2.3%、恒基兆業地産(12/HK)が2.2%、恒隆地産(101/HK)が1.8%、長江実業集団(1113/HK)が1.4%ずつ上昇している。恒基兆業地産が公表した中間決算は25%増益と堅調だった。
 石炭・石油セクターもしっかり。エン鉱能源集団(1171/HK)が2.9%高、中国神華能源(1088/HK)が1.8%高、中国中煤能源(1898/HK)が0.9%高、中国石油天然気(857/HK)が1.6%高、中国海洋石油(883/HK)が0.6%高で引けた
 そのほか、ショート動画投稿アプリの快手科技(1024/HK)が1.4%高。同社の決算では、純損益が黒字に転換した。
 半面、中国不動産セクターは安い。世茂集団HD(813/HK)が15.9%、融創中国HD(1918/HK)が8.0%、碧桂園HD(2007/HK)が6.7%、遠洋集団HD(3377/HK)が2.8%ずつ下落した。遠洋集団は22日、今月2日満期の人民元建て社債「18遠洋01」について、期日までに元本の支払いができなかったと発表。30日間の猶予期間内に全額を償還するめどは立っておらず、債務不履行(デフォルト)となる可能性が高いと伝わった。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.55%安の3103.10ポイントで前場取引を終了した。ハイテク株が安い。消費関連株、インフラ関連株、不動産株、素材株、医薬品株なども売られた。半面、エネルギー株は高い。メディア・娯楽株、銀行株も買われた。




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