2023/08/25 13:25
香港前場:ハンセン1.0%安で4日ぶり反落、上海総合は0.5%下落
25日前場の香港マーケットは、主要80銘柄で構成されるハンセン指数が前日比187.42ポイント(1.03%)安の18024.75ポイント本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が64.97ポイント(1.04%)安の6202.98ポイントとそろって4日ぶりに反落した。売買代金は437億4840万香港ドルとなっている(24日前場は518億9510万香港ドル)。
米金融引き締め長期化が警戒される流れ。ボストン連銀のコリンズ総裁は24日、米メディアのインタビューで「一段の金利引き上げが必要となる可能性」に言及した。現在の金利水準は長期化するとの見方も示している。香港で主要企業の決算報告が佳境に入る中、業績動向を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながった。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国民間ガス供給業者の新奥能源HD(2688/HK)が15.8%安。同社が昨日公表した中間決算は7%増益にとどまっている。ほか、飲食ポータルサイトの美団(3690/HK)が5.2%安。同社の中間決算は純損益が黒字に転換したものの、第3四半期(7〜9月)の成長鈍化を予想した。オンラインゲーム大手の網易(9999/HK)が5.0%安。同社の決算では、売上高が予想にとどかなかった。
セクター別では、半導体が安い。華虹半導体(1347/HK)が2.9%、中芯国際集成電路製造(981/HK)が2.6%、上海復旦微電子集団(1385/HK)が2.2%、ASMPT(522/HK)が1.9%ずつ下落した。
半面、中国金融セクターはしっかり。交通銀行(3328/HK)が2.3%、招商銀行(3968/HK)が1.5%、中国太平洋保険集団(2601/HK)が2.8%、新華人寿保険(1336/HK)が1.7%、国聯証券(1456/HK)が2.2%、華泰証券(6886/HK)が1.7%ずつ上昇した。
一方、本土マーケットも反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.45%安の3068.31ポイントで前場取引を終了した。ハイテク株が安い。通信株、医薬品株、素材株、自動車株、インフラ関連株なども売られた。半面、公益株は高い。不動産株、銀行・証券株、エネルギー株も買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米金融引き締め長期化が警戒される流れ。ボストン連銀のコリンズ総裁は24日、米メディアのインタビューで「一段の金利引き上げが必要となる可能性」に言及した。現在の金利水準は長期化するとの見方も示している。香港で主要企業の決算報告が佳境に入る中、業績動向を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながった。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国民間ガス供給業者の新奥能源HD(2688/HK)が15.8%安。同社が昨日公表した中間決算は7%増益にとどまっている。ほか、飲食ポータルサイトの美団(3690/HK)が5.2%安。同社の中間決算は純損益が黒字に転換したものの、第3四半期(7〜9月)の成長鈍化を予想した。オンラインゲーム大手の網易(9999/HK)が5.0%安。同社の決算では、売上高が予想にとどかなかった。
セクター別では、半導体が安い。華虹半導体(1347/HK)が2.9%、中芯国際集成電路製造(981/HK)が2.6%、上海復旦微電子集団(1385/HK)が2.2%、ASMPT(522/HK)が1.9%ずつ下落した。
半面、中国金融セクターはしっかり。交通銀行(3328/HK)が2.3%、招商銀行(3968/HK)が1.5%、中国太平洋保険集団(2601/HK)が2.8%、新華人寿保険(1336/HK)が1.7%、国聯証券(1456/HK)が2.2%、華泰証券(6886/HK)が1.7%ずつ上昇した。
一方、本土マーケットも反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.45%安の3068.31ポイントで前場取引を終了した。ハイテク株が安い。通信株、医薬品株、素材株、自動車株、インフラ関連株なども売られた。半面、公益株は高い。不動産株、銀行・証券株、エネルギー株も買われた。
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