/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2024/03/06 13:33

香港前場:ハンセン2.3%高で反発、上海総合は0.1%上昇 無料記事

 6日前場の香港マーケットは、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比376.37ポイント(2.33%)高の16539.01ポイントと反発し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が152.98ポイント(2.75%)高の5715.71ポイントと3日ぶりに反発した。売買代金は575億2980万香港ドルとなっている(5日の前場は632億3470万香港ドル)。
 中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。向こう1年間の政策運営方針を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は昨日開幕し、来週11日まで開催される。関係各所は具体的な政策を徐々に明らかにする見通しだ。今年のGDP成長目標が23年と同水準の「5.0%前後」に設定されたことを「物足りない」として、前日は好感する買いが限定されたものの、この日は一転して買いが優勢となっている。指数は前引けにかけて上げ幅を広げた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(9618/HK)が9.5%高、ガラス生産の信義玻璃HD(868/HK)が7.2%高、オンライン医療の京東健康(6618/HK)が6.7%高と上げが目立っている。京東は本日、2023年通期決算を公表する予定。堅調な業績が見込まれている。
 セクター別では、中国の不動産が高い。旭輝(884/HK)が9.5%、遠洋集団HD(3377/HK)が7.8%、碧桂園HD(2007/HK)が5.5%、融創中国HD(1918/HK)が4.3%ずつ上昇した。
 自動車セクターもしっかり。小鵬汽車(9868/HK)が6.8%高、浙江零ホウ科技(9863/HK)が5.1%高、蔚来集団(9866/HK)が4.5%高、中国恒大新能源汽車集団(708/HK)が4.4%高で引けた。蔚来集団は5日引け後、23年10〜12月期の決算を報告。赤字幅の縮小が材料視された。
 中国消費セクターも物色される。スポーツ用品大手の李寧(2331/HK)が4.5%高、食品・飲料メーカーの統一企業中国HD(220/HK)が3.6%高、テレビメーカー中国大手のTCL電子HD(1070/HK)が3.5%高、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が3.1%高、免税店運営の中国旅遊集団中免(1880/HK)が2.6%高で前場取引を終えた。全人代の「政府活動報告」では、内需拡大も重要政策に挙げられている。
 一方、本土マーケットは5日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.12%高の3051.35ポイントで前場の取引を終了した。素材株が高い。公益株、証券株、自動車株、不動産株なども買われた。半面、エネルギー株は安い。医薬株、銀行株も売られた。



内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース