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2023/10/19 13:44

香港前場:ハンセン2.0%安で続落、上海総合は1.2%下落 無料記事

 19日前場の香港マーケットは、主要80銘柄で構成されるハンセン指数が前日比345.77ポイント(1.95%)安の17386.75ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が121.04ポイント(1.99%)安の5954.64ポイントとそろって続落した。売買代金は453億4740万香港ドルとなっている(18日前場は441億1890万香港ドル)。
 内外環境の不透明感が投資家心理を冷やす流れ。中国の景気不安や、米国の金利高が嫌気されている。中国で前日公表された経済指標では、今年第3四半期(7〜9月)の国内総生産(GDP)成長率や9月の小売売上高は予想を上回ったものの、都市部の1〜9月固定資産投資は予想を下回り、9月の不動産開発投資は減少率が拡大した。昨夜の米債券市場では、米10年債利回りが4.91%に上昇し、2007年10月以来、約16年ぶりの高水準に達している。中東地域の緊迫化で原油相場が上昇する中、インフレ進行も警戒された。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、中国スポーツ用品大手の李寧(2331/HK)が5.3%安、生命保険事業で中国最大手の中国人寿保険(2628/HK)が5.2%安、中国電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(9618/HK)が5.1%安と下げが目立った。
 セクター別では、自動車が安い。小鵬汽車(9868/HK)が8.4%、蔚来集団(9866/HK)が8.3%、吉利汽車HD(175/HK)が4.8%、理想汽車(2015/HK)が3.7%ずつ下落した。米電気自動車(EV)大手のテスラは18日、7〜9月期決算が44%減益に落ち込んだと発表。中国や米国での値下げ販売が影響し、売上高営業利益率は前年同期の17.2%から今年7〜9月の7.6%に下がっている。中国EV各社も同様に値下げ販売をしていただけに、各社の業績不安も高まった。
 中国金融セクターも売られる。上記した中国人寿保険のほか、中国平安保険(2318/HK)が3.1%安、中国太平洋保険集団(2601/HK)が2.9%安、招商銀行(3968/HK)が4.3%安、交通銀行(3328/HK)が2.3%安、中信建投証券(6066/HK)が3.1%安、広発証券(1776/HK)が3.0%安で引けた。
 医薬セクターもさえない。山東新華製薬(719/HK)が3.2%安、薬明生物技術(2269/HK)が3.1%安、広州白雲山医薬集団(874/HK)が2.3%安、中国生物製薬(1177/HK)が2.2%安で前場取引を終えた。
 本土マーケットも続落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.21%安の3021.55ポイントで取引を終了した。消費関連株が安い。エネルギー株、金融株、医薬株、公益株なども売られた。半面、半導体株は高い。軍事関連株も買われた。



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