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2020/01/13 13:31

香港前場:ハンセン0.8%高で3日続伸、上海総合は0.1%上昇 無料記事

 週明け13日前場の香港マーケットは値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比235.99ポイント(0.82%)高の28874.19ポイントと3日続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が109.38ポイント(0.97%)高の11376.86ポイントと反発した。半日の売買代金は592億900万香港ドルとなっている(10日の前場は622億7900万香港ドル)。
 米中通商協議の進展期待が相場を支える流れ。米国で15日、両国は「第1段階の合意」の調印式を行う予定だ。また、複数の米メディアは11日、「米国と中国が経済問題について話し合う『包括的な経済対話』を復活させるもよう」と報じた。事情に詳しい関係者によれば、対話の再開は15日の調印式にあわせて発表される。人民元高の進行もプラス。上海外国為替市場では、対米ドルの人民元相場が昨年8月1日以来となる6.89人民元台を付けた。
 ハンセン指数の構成銘柄では、紙製サニタリー用品最大手の恒安国際集団(1044/HK)が5.8%高、不動産事業を中核とする香港コングロマリットの太古A(スワイヤ・パシフィックA:19/HK)が2.6%高、不動産デベロッパー香港大手の新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ:16/HK)が2.2%高と上げが目立った。時価総額上位の本土系金融も軒並み上昇している。
 業種別では、スマートフォン(スマホ)やインターネット関連が高い。中国スマホ大手の小米集団(1810/HK)が3.2%、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が1.7%、ゲーム周辺機器開発のレイザー(1337/HK)が9.9%、飲食店レビューとデリバリー事業の美団点評(3690/HK)が3.5%、旅行予約サイト運営の同程芸龍HD(780/HK)が1.8%ずつ値を上げた。
 医薬品セクターもしっかり。康哲薬業HD(867/HK)が4.1%高、中国中薬(570/HK)が1.6%高、薬明生物技術(ウーシーバイオロジック:2269/HK)が1.5%高、広州白雲山医薬集団(874/HK)が1.3%高で引けた。
 他の個別株動向では、充電電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)が10.1%高と急伸。補助金削減の不安後退で、新エネルギー車販売の安定が期待された。新エネ車に対する補助金の削減方針について、中国工業情報化部の苗墟部長は11日、2020年半ばに大きく縮小することはないと明言している。
 本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.06%高の3094.02ポイントで前場の取引を終えた。ハイテク株が高い。不動産株、食品飲料株、自動車株、医薬品株、運輸株なども買われた。半面、セメント株は安い。金融株、エネルギー株、公益株の一角も売られた。


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