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2024/02/19 13:29

香港前場:ハンセン1.0%安で4日ぶり反落、上海総合は0.9%上昇 無料記事

週明け19日前場の香港マーケットは、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比163.81ポイント(1.00%)安の16176.15ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が66.06ポイント(1.19%)安の5492.80ポイントと4日ぶりに反落した。売買代金は500億3310万香港ドルに拡大している(16日の前場は324億6790万香港ドル)。
 米国のインフレ懸念が重し。1月の米卸売物価指数(PPI)は予想を上回る伸びとなり、2月のミシガン大学による1年先の期待インフレ率(速報値)が予想外に前月から上昇した。米長期金利が上昇する中、香港でも金利上昇圧力が高まると懸念されている。好材料の出尽くし感も意識。中国の春節(旧正月)連休では、観光消費や映画興行収入が過去最多を更新した。低迷する消費活動が持ち直すとの見方も強まるものの、関連銘柄は売りにおされている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の景気支援スタンスが支えだ。あす20日公表される実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが4.20→4.10%に引き下げられると予想されている。春節(旧正月)連休明けで取引再開した本土株は、小じっかりで寄り付き後、上げ幅を徐々に広げた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、中国スポーツ用品大手の李寧(2331/HK)が9.0%安、オンライン医療の京東健康(6618/HK)と中国中堅デベロッパーの龍湖集団HD(960/HK)がそろって6.6%安と下げが目立った。
 セクター別では、スポーツ用品や食品飲料、小売など消費関連が安い。上記した李寧のほか、安踏体育用品(2020/HK)が3.7%、康師傅HD(322/HK)が6.1%、統一企業中国HD(220/HK)が3.2%、中国旅遊集団中免(1880/HK)が10.4%、高キン零售(6808/HK)が3.9%ずつ下落した。
 カジノや映画などレジャー関連もさえない。新濠国際発展(200/HK)が5.7%安、金沙中国(1928/HK)が3.9%安、永利澳門(1128/HK)が2.2%安、歓喜伝媒集団(1003/HK)が4.8%安、阿里巴巴影業集団(1060/HK)が4.3%安、猫眼娯楽(1896/HK)が2.1%安で引けた。
 中国不動産セクターも売られる。上述した龍湖集団のほか、越秀地産(123/HK)が5.9%安、遠洋集団HD(3377/HK)が5.2%安、中国奥園集団(3883/HK)が4.9%安、雅居楽集団HD(3383/HK)が3.9%安と値を下げた。
 半面、中国発電セクターはしっかり。華電国際電力(1071/HK)が4.8%、華潤電力HD(836/HK)が3.9%、華能国際電力(902/HK)が3.2%、中国電力国際発展(2380/HK)が2.0%ずつ上昇した。
 一方、本土マーケットは、連休を挟んで4日続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.90%高の2891.80ポイントで前場の取引を終了した。エネルギー株が高い。レジャー関連株、運輸株、ハイテク株、銀行株、インフレ関連株なども買われた。半面、医薬株は安い。不動産株、自動車株、証券株、軍事関連株も売られた。



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