2024/11/04 13:28
香港前場:ハンセン0.1%高で続伸、上海総合は0.5%上昇
週明け4日前場の香港マーケットは、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比21.69ポイント(0.11%)高の20528.12ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が6.71ポイント(0.09%)高の7349.37ポイントと続伸した。売買代金は639億2850万香港ドルに縮小している(1日前場は867億7500万香港ドル)。
先週の好地合いを継ぐ流れ。中国景況感の改善や、経済対策の期待感が引き続き相場の支えとなっている。中国で4〜8日に開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議では、10兆人民元規模の財政政策が打ち出されるとの観測が強まっている。
ただ、上値は限定的。あす5日に米大統領選が投開票されることや(結果判明は早ければ7日)、7日にFOMC (米連邦公開市場委員会) の結果が公表されることなどが気がかり材料だ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、自動車の上げが目立つ。比亜迪(BYD:1211/HK)が4.4%高、吉利汽車HD(175/HK)が3.9%高、理想汽車(2015/HK)が2.8%高で引けた。BYDの10月販売が前年同月比で67%増加し、5カ月連続で過去最多を更新するなど、各社の月次実績は堅調。通期業績の上振れも期待された。
証券セクターも高い。申万宏源集団(6806/HK)が5.7%、中信建投証券(6066/HK)が4.6%、華泰証券(6886/HK)が4.2%、中信証券(6030/HK)が4.0%ずつ上昇した。
半導体やAI(人工知能)の関連銘柄も物色される。華虹半導体(1347/HK)と上海復旦微電子集団(1385/HK)がそろって1.2%高、北京第四範式智能技術(6682/HK)が2.5%高、商湯集団(20/HK)が1.3%高で前場取引を終えた。
半面、中国不動産セクターは安い。建発国際投資集団(1908/HK)が3.6%、雅居楽集団HD(3383/HK)が3.2%、世茂集団HD(813/HK)が2.4%、万科企業(2202/HK)が1.8%ずつ下落した。
鉄鋼・建材セクターもさえない。重慶鋼鉄(1053/HK)が4.5%安、中国東方集団HD(581/HK)が2.4%安、安徽海螺水泥(914/HK)が3.1%安、中国西部水泥(2233/HK)が1.6%安と値を下げた。
一方、本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.53%高の3289.51ポイントで前場の取引を終了した。消費関連株が高い。証券株、ハイテク株、軍事関連株なども買われた。半面、エネルギー株は安い。素材株、公益株、海運株、銀行株、不動産株も売られた。
先週の好地合いを継ぐ流れ。中国景況感の改善や、経済対策の期待感が引き続き相場の支えとなっている。中国で4〜8日に開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議では、10兆人民元規模の財政政策が打ち出されるとの観測が強まっている。
ただ、上値は限定的。あす5日に米大統領選が投開票されることや(結果判明は早ければ7日)、7日にFOMC (米連邦公開市場委員会) の結果が公表されることなどが気がかり材料だ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、自動車の上げが目立つ。比亜迪(BYD:1211/HK)が4.4%高、吉利汽車HD(175/HK)が3.9%高、理想汽車(2015/HK)が2.8%高で引けた。BYDの10月販売が前年同月比で67%増加し、5カ月連続で過去最多を更新するなど、各社の月次実績は堅調。通期業績の上振れも期待された。
証券セクターも高い。申万宏源集団(6806/HK)が5.7%、中信建投証券(6066/HK)が4.6%、華泰証券(6886/HK)が4.2%、中信証券(6030/HK)が4.0%ずつ上昇した。
半導体やAI(人工知能)の関連銘柄も物色される。華虹半導体(1347/HK)と上海復旦微電子集団(1385/HK)がそろって1.2%高、北京第四範式智能技術(6682/HK)が2.5%高、商湯集団(20/HK)が1.3%高で前場取引を終えた。
半面、中国不動産セクターは安い。建発国際投資集団(1908/HK)が3.6%、雅居楽集団HD(3383/HK)が3.2%、世茂集団HD(813/HK)が2.4%、万科企業(2202/HK)が1.8%ずつ下落した。
鉄鋼・建材セクターもさえない。重慶鋼鉄(1053/HK)が4.5%安、中国東方集団HD(581/HK)が2.4%安、安徽海螺水泥(914/HK)が3.1%安、中国西部水泥(2233/HK)が1.6%安と値を下げた。
一方、本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.53%高の3289.51ポイントで前場の取引を終了した。消費関連株が高い。証券株、ハイテク株、軍事関連株なども買われた。半面、エネルギー株は安い。素材株、公益株、海運株、銀行株、不動産株も売られた。