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2024/12/17 13:30

香港前場:ハンセン0.4%安で3日続落、上海総合は0.6%下落 無料記事

 17日前場の香港マーケットは、主要83銘柄で構成されるハンセン指数が前日比76.93ポイント(0.39%)安の19718.56ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が21.70ポイント(0.30%)安の7110.99ポイントと3日続落した。売買代金は668億430万香港ドルとなっている(16日前場は642億7370万香港ドル)。 
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米金融政策や中国景気の不透明感が重しだ。17〜18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%利下げの決定は確実視されているが、2025年1月会合以降は据え置かれるとの懸念もくすぶっている。16日までに公表された中国経済統計では、鉱工業生産は伸びが加速したものの、小売は予想外の減速。金融統計も予想を下回り、1〜11月の不動産開発投資はマイナスが拡大した。
 もっとも、下値を叩くような売りはみられない。金融緩和の期待が根強い。預金準備率や政策金利の引き下げ観測を受け、中国の10年債利回りは過去最低水準で推移している。指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、オンライン医療の京東健康(6618/HK)が2.6%安、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(2269/HK)が2.5%安、自動車ディーラー大手の中升集団HD(881/HK)が2.4%安と下げが目立った。
 セクター別では、香港と本土の不動産が安い。九龍倉置業地産投資(1997/HK)と信和置業(83/HK)がそろって1.8%、領展房地産投資信託基金(823/HK)が1.5%遠洋集団HD(3377/HK)が3.4%、中国奥園集団(3883/HK)が2.6%ずつ下落した。
 レアアース・非鉄関連もさえない。非鉄金属・鉱石の五鉱資源(1208/HK)が2.7%安、エネルギー・資源会社の中信資源HD(1205/HK)が1.4%安、希土類製品・耐火材大手の中国稀土HD(769/HK)が1.2%安、リチウム製品の江西カン鋒リ業(1772/HK)が1.2%安で前場取引を終えた。
 他の個別株動向では、太陽光発電(PV)素材メーカーの協キン科技HD(3800/HK)が1.6%安。同社は13日、これまで続けていた自社株買いを今年末まで停止すると発表した。
 半面、消費セクターの一角はしっかり。スポーツ用品の滔搏国際HD(6110/HK)が5.5%、家電のTCL電子HD(1070/HK)が5.3%、外食の海底撈国際HD(6862/HK)が2.5%、乳製品の中国蒙牛乳業(2319/HK)が1.3%ずつ上昇した。内需拡大に向けた動きもプラス。政府系メディアによると、当局は消費者に対し直接財政支援を強化する方針だ。滔搏国際については、9〜11月期売上高の落ち込みが前期から縮小したことを好感している。
 一方、本土マーケットも3日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.57%安の3366.89ポイントで前場取引を終了した。不動産が安い。医薬、ハイテク、資源・素材、公益、銀行なども売られた。半面、消費関連の一角は高い。海運株も買われた。



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