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2025/07/31 10:57

本土株:上海総合は0.6%安で4日ぶり反落、深センB株は0.2%安 無料記事

 31日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比20.72ポイント(0.57%)安の3595.00ポイントと4日ぶりに反落している。
 中国景況感の悪化が重しとなる流れ。寄り付き直後に公表された国家統計局による7月の製造業PMIは49.3と市場予想(49.7)に届かず、景況判断の境目となる50を4カ月連続で下回った。非製造業PMIは予想(50.2)を下回る50.1で着地している。
 なお、前日に開催された中国共産党の中央政治局会議に関しては、2025年下半期の基本的な政策スタンスとして、「より積極的な」財政政策と「適度に緩和的な」金融政策を実施する方針が示されたが、従来方針を改めて確認したにとどまり、市場ではポジティブサプライズがなかったとの見方が支配的となっている。
 主要銘柄の値下がり率は、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.4%、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.1%、中国長江電力(600900/SH)が1.9%、中国神華能源(601088/SH)が1.6%、中国人寿保険(601628/SH)が1.3%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.36ポイント(0.13%)安の268.19ポイント、深センB株指数が2.99ポイント(0.23%)安の1299.01ポイントで推移している。


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